ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方
2023年11月7日


気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウム
~気候変動リスクに対する企業のレジリエンス強化に向けて~
開催のお知らせ【終了しました】

(筑波研究学園都市記者会同日配布(環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁同旨発表))

2023年11月7日(火)
国立研究開発法人国立環境研究所

 国立環境研究所は、環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁と連携して、気候変動リスクに対する企業のレジリエンス強化に向けた取組やその課題について、広く知っていただくことを目的に「気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウム」をオンライン会議方式にて2023年11月28日(火)に開催します。
 なお、国立環境研究所では、関係省庁等と連携し、主に気候変動及び影響の予測や気候関連情報開示タスクフォース(TCFD)開示支援等のコンサルティングサービスを行っている企業との意見交換・協働の場として、「気候変動リスク産官学連携ネットワーク」を設置して活動を進めており、本シンポジウムはその活動の一環になります。

1. 背景と概要

 近年、気候関連情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に基づく企業・金融機関等による気候リスク分析や開示、地方公共団体の気候変動適応計画策定時の気候変動影響評価の実施など、気候変動リスク情報を活用する機会が増加しています。
 そのような背景のもと、気候変動リスク産官学連携ネットワークは、主に気候変動及び影響の予測やTCFD開示支援等のコンサルティングサービスを行っている企業と行政機関及び研究機関の意見交換・協働の場として、産官学が連携して、気候変動リスク情報へのニーズを共有し、ニーズに沿った情報提供等の情報基盤の充実や気候変動関連リスク・機会に係る情報の適切な活用の促進を図ることを目的として活動しています。
 その一環として、昨年度に引き続き今年度も「気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウム」をオンライン会議方式にて開催することとしました。
 本シンポジウムでは、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)で公表された開示基準(IFRS S2)および開示に関する国際動向の紹介をはじめ、気候リスクに対する金融機関の取組や、サプライチェーンリスクへの対応と機会の活用に向けた企業による取組事例を紹介するほか、実務者によるディスカッションを通じて、気候変動リスクへの対応と企業のレジリエンス強化に向けた課題について議論します。

気候変動リスク産官学連携ネットワーク
主  催:環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁、国立環境研究所
参加企業:気候変動及び影響の予測やTCFD開示支援等のコンサルティングサービスを
     行っている企業など 56社・団体(2023年10月時点)
活  動:・気候変動リスク情報基盤に関する意見交換
     ・科学的知見、技術に関する研修
     ・研究者との意見交換
     ・テーマ別ワーキング等を通じた協働 など
ホームページ:https://adaptation-platform.nies.go.jp/private_sector/risk_network/index.html

<シンポジウム開催概要>

日  時:2023年11月28日(火)13時30分から16時30分まで
開催方法:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定  員:1,000名(先着順)
参加費用:無料
主  催:環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁、国立環境研究所

2. プログラム案

プログラム

登壇者

開会挨拶

環境省 

1部 気候変動リスクに関する非財務情報開示の動向と金融機関の対応

ISSBの確定基準

IFRS財団 ISSB理事 小森 博司 氏

気候変動に伴うリスクに対する千葉銀行の取組

千葉銀行経営企画部SDGs推進室長

石井 廉 氏

企業評価・リスク管理の観点から見た企業の気候リスクへの対応

日興リサーチセンター株式会社

取締役研究所担当カーボンプライシング研究室長 本山 真 氏

2部 TCFD対応におけるサプライチェーンリスクへの対応と機会の活用

【調整中】

【調整中】

気候変動に向けた東レグループの取組

東レ株式会社 常任理事経営企画室担当 サステナビリティイノベーション戦略

グループ  野中 利幸 氏

休憩

3部 気候変動対策に関連する国の取組と最新の科学的知見

文部科学省 研究開発局 環境エネルギー課 環境科学技術推進官 松原 太郎 氏 

国土交通省 水管理・国土保全局 河川計画課 河川技術調整官 小澤 盛生 氏

金融庁 総合政策局 総合政策課 サステナブルファイナンス推進室 亀井 茉莉 氏

4部 パネルディスカッション

テーマ:気候変動リスクに対する企業のレジリエンス強化に向けて

モデレーター:国立環境研究所 気候変動適応センター 主幹研究員  岡 和孝

パネラー:登壇者の方々

閉会

 

3. 参加申込

参加申込方法については、以下の気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)サイトをご確認ください。(https://adaptation-platform.nies.go.jp/archive/conference/2023/1128/index.html

4. 気候変動リスク産官学連携ネットワークへの参加について

気候変動リスク産官学連携ネットワークへの参加をご希望の企業の皆様におかれましては、以下のお問い合わせフォームより国立環境研究所へご連絡をお願い致します。 (https://project.nies.go.jp/events/contact/form.cgi

 

5. 発表者

本報道発表の発表者は以下のとおりです。
国立環境研究所 気候変動適応センター
主幹研究員 岡 和孝
副センター長 上田 健二
センター長 肱岡 靖明

6. お問い合せ先

【シンポジウムに関する問合せ】
国立研究開発法人 国立環境研究所 気候変動適応センター
  主幹研究員 岡 和孝
  気候変動適応チーフコーディネーター 砂川 淳
  気候変動適応推進専門員 中川 多美子
E-mail:ccca_event(末尾に@nies.go.jpをつけてください。
    件名は次のように記載してください。
   「気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウムに関する問い合せ」)

【報道に関する問合せ】
国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
E-mail: kouhou0(末尾に”@nies.go.jp”をつけてください)

関連新着情報

関連研究者

表示する記事はありません