報道発表
国立環境研究所の報道発表について掲載しています。
最新の報道発表
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2025年12月12日
⺟親の妊娠中の PFAS ばく露と 4 歳までの⼩児の神経発達との関連性︓ ⼦どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)国立成育医療研究センター エコチル調査メディカルサポートセンター チームリーダーの目澤秀俊らの研究チームは、エコチル調査詳細調査の約4,500人を対象に、妊婦の血中PFAS(※1)濃度と生まれた子どもの2歳、4歳時点の発達との関連について解析しました。
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2025年12月9日
母親のPFASばく露と4歳までの子どもの身体の成長との関連について :子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)エコチル調査千葉ユニットセンター(千葉大学予防医学センター)山本緑講師らの研究チームは、エコチル調査の約23,000組の親子のデータを用いて、母親の妊娠中の血中有機フッ素化合物(PFAS※1)濃度と、生まれた子どもの4歳までの体重、身長、BMIの成長パターンとの関連について解析しました。
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2025年12月9日
水田を利用するサギ類が福島第一原発事故後の避難指示による耕作放棄で減少 —車載カメラ×統計モデルで効率的な生物多様性指標モニタリング—国立環境研究所の研究チームは、車載カメラでの動画撮影と統計モデルを組み合わせることで、効率的に広範囲にわたって大型動物の個体数を推定する手法を開発しました。その手法を福島第一原発事故後の避難指示区域とその周辺の水田で撮影された動画中のサギ類に適用したところ、避難指示区域内では、水田を利用するサギ類が区域外に比べて顕著に少ないことを示しました。
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2025年12月6日
気候変動の抑制に向けて:将来の温暖化とこれから排出できる二酸化炭素量の予測信頼性を高める国立環境研究所の研究グループ(以下「当研究グループ」という)は、最先端の地球システムモデルによる長期予測を分析し、世界気平均の気温上昇を2℃あるいは1.5℃に抑えるために、これから排出できる二酸化炭素排出量の予測信頼性を高める研究を行いました。
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2025年12月4日
小児の尿中有機リン系殺虫剤代謝物濃度は 血中コレステロール濃度高値と関連する -有機リン系殺虫剤が肝臓の脂質代謝を変化させる可能性を示唆-東京科学大学(Science Tokyo)大学院医歯学総合研究科 腎臓内科学分野の森本靖久大学院生(国立環境研究所研究生)、菊池寛昭助教、国立環境研究所 環境リスク・健康領域エコチル調査コアセンターの中山祥嗣次長らの研究チームは、米国の6~11歳の小児385名を対象に、尿中有機リン系殺虫剤(用語1)代謝物(DAP)濃度と脂質異常症(用語2)との関連を解析しました。


