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2024年11月5日

国環研ロゴマーク
気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウム
~サステナビリティ情報開示における気候関連データの活用と「リスクと機会」への実践~
開催のお知らせ【終了しました】

(筑波研究学園都市記者会配布(環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁同旨発表))

2024年11月5日(火)
国立研究開発法人国立環境研究所
 

 国立環境研究所は、環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁と連携して、気候変動リスクに対する企業のレジリエンス強化に向けた取組やその課題について、広く知っていただくことを目的に「気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウム」をオンライン会議方式にて2024年11月27日(水)に開催します。
 なお、国立環境研究所は、上記省庁と「気候変動リスク産官学連携ネットワーク」を主催し、主に気候変動及び影響の予測や気候関連情報開示支援等のコンサルティングサービスを行っている企業との意見交換の実施、協働を進めており、本シンポジウムはその活動の一環になります。

 

1. 背景と概要

近年、気候関連情報開示に基づく企業・金融機関等による気候リスク分析や、地方公共団体の気候変動適応計画策定時の気候変動影響評価の実施など、気候変動リスク情報を活用する機会が増加しています。
そのような背景のもと、気候変動リスク産官学連携ネットワーク※は、主に気候変動及び影響の予測や気候関連情報開示支援等のコンサルティングサービスを行っている企業等と行政機関及び研究機関の意見交換・協働の場として、産官学が連携して、気候変動リスク情報へのニーズを共有し、ニーズに沿った情報提供等の情報基盤の充実や気候変動関連リスク・機会に係る情報の適切な活用の促進を図ることを目的として活動しています。
その一環として、今年度も「気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウム」をオンライン会議方式にて開催します。
本シンポジウムでは、サステナビリティ基準審議会(SSBJ)が公表したサステナビリティ開示基準の公開草案やEUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に関する基調講演をはじめ、気候変動における「リスク」と「機会」の評価と対応策に関する企業の取組や、気候関連データの活用に向けた企業による取組事例の紹介を予定しています。また、気候関連データの活用と適応策の実践に向けた成果や課題について議論します。

※気候変動リスク産官学連携ネットワーク
主催:環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁、国立環境研究所
参加企業:気候変動及び影響の予測やTCFD開示支援等のコンサルティングサービスを行っている企業など 59社・団体(2024年10月時点)
活動:・気候変動リスク情報基盤に関する意見交換
・科学的知見、技術に関する研修
・研究者との意見交換
・テーマ別ワーキング等を通じた協働 など

<シンポジウム開催概要>
日  時:2024年11月27日(水)13時30分から16時30分まで
開催方法:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定  員:1,000名(先着順)
参加費用:無料
主  催:環境省、文部科学省、国土交通省、金融庁、国立環境研究所

2. プログラム案

時間

プログラム

登壇者(敬称略)

13:3013:35 開会挨拶 環境省
第1部 基調講演
13:3514:05 気候変動に関する企業の情報開示の最新動向 東京大学未来ビジョン研究センター 教授 高村 ゆかり
第2部 気候変動における「リスク」と「機会」の評価と対応策   
14:0514:25 科学的根拠をもとにした財務影響の分析・評価
環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030
日清食品ホールディングス株式会社
14:2514:45 TCFD提言の枠組みを活用した「リスクへの対応」と「機会の獲得」 住友化学株式会社
14:4515:05 SHIMZ Beyond Zero 2050 達成にむけて 清水建設株式会社
第3部 企業における気候関連データの活用
15:0515:20 建築分野における将来気候データの活用について 株式会社竹中工務店 
15:2015:35 ESG評価機関における気候関連データの活用 S&P Global Sustainable1 
15:3515:45 休 憩 
第4部 パネルディスカッション 
15:4516:30 【テーマ】
気候関連データの活用と適応策の実践
モデレーター:国立環境研究所 気候変動適応センター 気候変動影響観測研究室長 岡 和孝
パネラー:登壇者の方々
16:30 閉 会 
※内容は現時点でのものであり、タイトル、時間等は変更になる場合があります。

3. 参加申込

参加申込方法については、以下の気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)サイトをご確認ください。
https://adaptation-platform.nies.go.jp/archive/conference/2024/1127/index.html

4. 気候変動リスク産官学連携ネットワークへの参加について

気候変動リスク産官学連携ネットワークへの参加をご希望の企業の皆様におかれましては、以下のお問い合わせフォームのお問い合わせ欄に「連携ネットワーク参加希望」とご記入のうえ、ご送信をお願い致します。
https://project.nies.go.jp/events/contact/form.cgi

5. 発表者

本報道発表の発表者は以下のとおりです。
国立環境研究所 気候変動適応センター
室長      岡 和孝
副センター長  上田 健二
センター長   肱岡 靖明

6. お問い合せ先

【シンポジウムに関する問合せ】
国立研究開発法人 国立環境研究所 気候変動適応センター
  室長                岡 和孝
  気候変動適応チーフコーディネーター 砂川 淳
  気候変動適応推進員         中川 多美子
E-mail:ccca_info(末尾に@nies.go.jpをつけてください。件名は次のように記載してください。「気候変動リスク産官学連携ネットワーク公開シンポジウムに関する問い合せ」)

【報道に関する問合せ】
国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
E-mail: kouhou0(末尾に”@nies.go.jp”をつけてください)

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