災害用備蓄食品をフードバンクへ提供
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付)
国立研究開発法人国立環境研究所
1. 温室効果ガス削減計画の策定と食品廃棄物への取り組み
国立環境研究所は、2023年9月28日に「国立研究開発法人国立環境研究所がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の削減等のため実行すべき措置について定める計画」(以下、「温室効果ガスの排出削減のための計画」という。)を策定しました。
この計画の一環として、「廃棄物の3R+Renewable(再生可能資源への代替など)」の取り組みを推進し、食品廃棄物の発生抑制に関する職員への啓発や災害用備蓄食料のフードバンク団体等への寄附を含めて積極的な活動を行います。
2. 食品廃棄物発生抑制対策と社会貢献
食品ロスの削減の推進に関する法律が2019年に施行され、国や公的機関においても食品廃棄物の削減に向けた取り組みが進められています。国立環境研究所では、昨年策定した温室効果ガスの排出削減のための計画も踏まえて、賞味期限まで2ヶ月程度残す災害用備蓄食品を有効活用するための公募を2024年3月上旬から開始しました。初めての取り組みとなる本年は、NPO法人フードバンク茨城から申し出があり、アルファ米を3月中旬と5月上旬の2回、合計1200食寄附しました(写真)。この取り組みにより、食品廃棄物の発生を抑制するとともに、必要とする人々に食料を提供することで、地域社会への支援に貢献したいと考えています。
3. 持続可能な社会を目指しての未来への展望
今回の取り組みは、今後も継続的に行っていく予定です。国立環境研究所は、環境問題の解決に向けた研究にとどまらず、食品廃棄物の発生抑制や貧困等の社会課題の解決への具体的な行動を通じて、持続可能な未来社会の実現に向けて努力を続けます。
4. 関連URL
- 災害用備蓄食品の有効活用について
https://www.nies.go.jp/kankyokanri/saigaiyobichiku/index.html - 国立研究開発法人国立環境研究所がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の削減等のため実行すべき措置について定める計画
https://www.nies.go.jp/kankyokanri/jikkokeikaku.pdf
5. 発表者
本報道発表の発表者は以下のとおりです。
国立環境研究所
総務部総務課
課長補佐 森枝 聖子
安全管理係長 吉村 篤彦
資源循環領域
係員 田山 愛華
6. 問合せ先
【報道に関する問合せ】
国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
kouhou0(末尾に”@nies.go.jp”をつけてください)
【取り組みの具体的内容に関する問合せ】
(フードバンク寄附について)
国立研究開発法人国立環境研究所 環境マネジメントシステム事務局
ecomane(末尾に”@nies.go.jp”をつけてください)
(資源循環の取り組み全般について)
資源循環領域
係員 田山 愛華
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(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) -
2017年1月12日「『世界の屋根』から地球温暖化を探る ~青海・チベット草原の炭素収支~」
国立環境研究所「環境儀」第63号の刊行について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2016年12月6日2015年度(平成27年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同日発表)
-
2016年12月1日インド・デリー周辺の冬小麦が都市排出を上回る二酸化炭素を吸収
~民間航空機観測(CONTRAIL)から明らかになった新たな炭素吸収~(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、気象庁記者クラブ同時配付) -
2016年10月24日長期的な温暖化が土壌有機炭素分解による二酸化炭素排出量を増加させることを実験的に検証-6年間におよぶ温暖化操作実験による研究成果-
【お知らせ】
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) -
2016年10月6日「地球環境100年モニタリング ~波照間と落石岬での大気質監視~」国立環境研究所「環境儀」第62号の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2016年10月4日廃棄物処理・リサイクルIoT導入促進協議会について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
-
2016年7月7日「『適応』で拓く新時代! ~気候変動による影響に備える~」国立環境研究所「環境儀」第61号の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2016年5月24日今世紀中に起こりうる気候変化由来の冷暖房需要の変化に起因する経済影響を解明(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配布)
- 2016年4月15日2014年度(平成26年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ 同日発表)
- 2016年2月1日大気化学輸送モデルを用いた新たな手法により地域別のメタン放出量を推定~熱帯域、東アジアの放出量に従来推定と異なる結果~(筑波研究学園都市記者会,文部科学記者会、科学記者会、神奈川県政記者クラブ、横須賀市政記者クラブ、青森県政 記者会、むつ市政記者会、高知県政記者クラブ、沖縄県政記者クラブ、名護市駐在3社同時配布)
-
2016年1月11日2090年代の世界平均気温変化予測の不確実性を、
2050年までに大幅に低減できることを解明(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配布) -
2015年12月8日バイオCCSなどの二酸化炭素除去技術にはまだ多くの制約があることが国際共同研究により判明
-国際合意の2℃目標達成には、今すぐ積極的な排出削減が不可欠-(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配布) - 2015年11月26日2014年度(平成26年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配布)
-
2015年10月20日インドネシア環境林業省 研究開発
イノベーション局との包括的研究協力に関する協定(MOU)調印、および研究シンポジウム International Symposium on Environmental Management and Development in Indonesia
の開催について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2015年8月26日Webサイト「災害廃棄物情報プラットフォーム」をリニューアルしました
-
2015年7月17日地上・衛星観測データが示す大気中二酸化炭素
の行方~異なる2つの最新手法を相互的に評価~(文部科学記者会、科学記者会、神奈川県政記者クラブ、横須賀市政記者クラブ、青森県政記者会、むつ市政記者会、高知県政記者クラブ、沖縄県政記者クラブ、名護市駐在3社、筑波研究学園都市記者会同時配付) - 2015年4月14日2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ 同時発表)
- 2015年2月20日汚染焼却飛灰廃棄物等の最終処分場(遮断型構造)に用いるコンクリートに関する技術資料(第二報)
- 2015年1月13日「未来につながる都市であるために~資源とエネルギーを有効活用するしくみ~」国立環境研究所「環境儀」第55号の刊行について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
- 2014年12月4日2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について(環境省記者クラブ、筑波研究学園都市記者会同時配布)
- 2014年9月30日高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2014年9月号 循環・廃棄物のけんきゅう:「アジアのごちゃ混ぜごみをメカニカル・バイオロジカル・トリートメント!」、循環・廃棄物の豆知識:「固形廃棄物の好気的生物処理」、活動レポート:「資源循環・廃棄物研究センター2014年夏の大公開」が公開されました
- 2014年8月27日高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2014年8月号 循環・廃棄物の基礎講座:「わが国と欧州の廃棄物・3R政策のあゆみ」、けんきゅうの現場から:「資源循環・廃棄物研究センターの研究概要」、けんきゅうの現場から:「ホーチミン市における生ごみ分別パイロット事業」が公開されました
- 2014年5月2日Webサイト「災害廃棄物情報プラットフォーム」を公開しました
- 2014年4月15日2012年度(平成24年度)の温室効果ガス排出量(確定値)について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ 同時発表)
- 2013年11月19日2012年度(平成24年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について(筑波研究学園都市記者会)
- 2013年10月15日CGERリポート「日本国温室効果ガスインベントリ報告書 2013年4月」を掲載
- 2013年10月15日CGERリポート「National Greenhouse Gas Inventory Report of JAPAN April, 2013」を掲載
- 2013年8月27日オンラインマガジン環環の8月号が公開されました
- 2013年6月20日オンラインマガジン環環の6月号が公開されました
- 2013年5月20日「アジア地域における温室効果ガスとエアロゾルによる排出インベントリ・モデリング・気候影響に関する国際ワークショップ」開催のお知らせ【終了しました】
- 2013年2月20日オンラインマガジン環環の2月号が公開されました
- 2012年12月5日2011年度(平成23年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ 同時発表)
- 2012年4月13日2010年度(平成22年度)の温室効果ガス排出量(確定値)について(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ 同時配付)
- 2011年12月13日2010年度(平成22年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について(お知らせ)(環境省記者クラブ、筑波研究学園都市記者会 配付)
- 2011年11月29日CGERリポート「National Greenhouse Gas Inventory Report of JAPAN April, 2011」を発行
- 2011年11月29日CGERリポート「日本国温室効果ガスインベントリ報告書2011年4月」を発行
- 2011年4月26日2009年度(平成21年度)の温室効果ガス排出量(確定値)について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ 同時配付)
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2017年10月31日資源循環・廃棄物分野における新たな技術展開
特集 資源循環分野における次世代基盤技術の開発
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2017年10月31日ナノ材料と廃棄物特集 資源循環分野における次世代基盤技術の開発
【環境問題基礎知識】 -
2017年10月31日焼却灰のリサイクルに関する欧州調査特集 資源循環分野における次世代基盤技術の開発
【調査研究日誌】 -
2017年9月29日土壌は温暖化を加速するのか?
アジアの森林土壌が握る膨大な炭素の将来環境儀 No.66 -
2017年8月31日温室効果ガス排出量の削減の進捗を評価する-グローバルとローカルー特集 マルチスケール温室効果ガス観測
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2017年8月31日マルチスケールGHG変動評価システム構築と緩和策評価に関する研究特集 マルチスケール温室効果ガス観測
【シリーズ研究プログラムの紹介:「低炭素研究プログラム」から】 -
2017年8月31日地球温暖化で土壌から排出される二酸化炭素の量がどれほど増えるのか特集 マルチスケール温室効果ガス観測
【研究ノート】 -
2017年4月28日地球規模の環境問題解決の「シナリオ」を描く特集 気候変動の緩和・適応から多様な環境問題の解決に向けて
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2016年12月28日「世界の屋根」から地球温暖化を探る
~青海・チベット草原の炭素収支~環境儀 No.63 - 2016年12月28日草原の炭素の動きを探るInterview研究者に聞く
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2016年10月31日ごみのリサイクル率特集 新たな段階の循環型社会づくり
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2016年9月30日地球環境100年モニタリング
~波照間と落石岬での大気質監視~環境儀 NO.62 - 2016年9月30日100年続けることをめざすInterview研究者に聞く
- 2016年9月30日濃度標準ガスの開発コラム1
- 2016年9月30日温室効果ガスの各国の発生量推移コラム2
- 2016年9月30日温室効果ガスの長期的変動をモニタリングする事業Summary
- 2016年8月31日「ゼロ炭素」社会を目指す「低炭素」研究プログラム特集 パリ協定とその先を見据えて
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2016年8月31日気候変動対策と大気汚染対策の最適なバランスとは?特集 パリ協定とその先を見据えて
【研究ノート】 -
2016年8月31日国立環境研究所公開シンポジウム 2016
「守るべき未来と「環境」の今 ~地球・生物・循環・安全・社会の半歩先を語ろう~」開催報告【行事報告】 -
2016年6月30日「適応」で拓く新時代!
~気候変動による影響に備える~環境儀 NO.61 - 2016年6月30日地球温暖化影響予測の前提条件(社会経済・排出・気候シナリオ)コラム3
- 2015年10月30日地球規模で長期の気候変動リスクにどう向き合うか特集 地球規模で長期の気候変動リスク
- 2015年9月30日放射性物質によって汚染された廃棄物の処理・処分に関する研究コラム4
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2015年6月30日使用済み電気製品の国際資源循環
~日本とアジアで目指す E-wasteの適正管理~環境儀 NO.57 - 2015年6月30日3R(スリーアール)と使用済み電気製品コラム1
- 2014年12月31日持続可能な都市をめざしてInterview 研究者に聞く
- 2014年12月31日国立環境研究所における「都市の持続可能性の向上に関する研究」のあゆみ
- 2014年7月3日地球観測技術環境展望台「環境技術解説」
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2014年4月30日宇宙からの温室効果ガスの高精度観測
-『いぶき』(GOSAT)プロジェクトの現状-特集 炭素循環を観測する
【研究ノート】 - 2013年6月28日低炭素社会の実現に向けた実践的な研究を目指して【シリーズ重点研究プログラム:『地球温暖化研究プログラム』から】
- 2011年6月30日国内外の地球環境政策立案に資する研究展開を【地球環境研究センターの紹介】
関連研究報告書
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2017年2月9日循環型社会研究プログラム(重点研究プログラム)
平成23~27年度国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-113-2016 -
2017年2月2日地球温暖化研究プログラム(重点研究プログラム)
平成23~27年度国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-112-2016 -
2015年10月29日MRI画像解析と同位体解析による栄養塩や温室効果ガスの底泥からのフラックス予測(分野横断型提案研究)
平成24~26年度国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-110-2015 -
2011年12月28日地球温暖化研究プログラム(終了報告)
平成18〜22年度国立環境研究所特別研究報告 SR-96-2011 -
2008年12月26日地球温暖化研究プログラム(中間報告)
平成18〜19年度国立環境研究所特別研究報告 SR-82-2008 -
2003年9月30日大気汚染・温暖化関連物質監視のためのフーリエ変換赤外分光計測技術の開発に関する研究(革新的環境監視計測技術先導研究)
平成12〜14年度国立環境研究所特別研究報告 SR-52-2003