公開シンポジウム2022
『未来につなぐ世界との絆
—持続可能な地球を目指して—』
オンライン開催のお知らせ
(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境省記者クラブ同時配付)

 国立環境研究所では、最新の研究成果を広く一般の方々にお伝えするために、毎年公開シンポジウムを開催しています。今年は6月23日(木)に5つの講演及びポスター発表をオンライン配信にておこないます。 皆様のご視聴をお待ちしております。(視聴は無料ですが、事前に参加登録が必要です。) |
1.公開シンポジウム2022の概要
概要
国立環境研究所では環境問題について、気候変動、資源循環、自然共生、安全確保、地域共創、社会、適応、災害環境など様々な分野で取り組んでいます。これらの多くの分野において目指していることは持続可能な社会の実現ですが、日本だけの取り組みでは難しく、国際的な協力の下での研究、取り組みが必要です。そこで今回のシンポジウムでは、これまで蓄積してきた研究の成果をもとに「未来につなぐ世界との絆-持続可能な地球を目指して-」をテーマに、国立環境研究所が進める様々な環境研究における国際的な研究活動について皆様に知っていただく機会とするため、5つの講演及びポスター発表をオンラインで開催します。
オンライン配信を通じて、将来の安全・安心な社会の構築を目指し、環境問題について共に考える機会にしたいと考えています。
配信日時
2022年6月23日(木)13:00~16:00
講演会:Zoomウェビナー
ポスター発表:Zoomミーティング(ブレイクアウトルームを利用)
プログラム
13:00~13:05 開演
13:05~13:15 開会挨拶 理事長 木本 昌秀
13:15~13:30 講演1 竹内 やよい
「アジアの生物多様性の保全にむけて-現状と課題-」
13:30~13:45 講演2 王 勤学
「モンゴル高原の持続的利用を目指して-牧草地の牧養力への影響評価-」
13:45~14:00 講演3 石垣 智基
「アジアのごみ処理研究-現場の問題解決から国際的な貢献まで-」
14:00~14:10 休憩
14:10~14:25 講演4 神 慶孝
「Lidarで繋がる世界の大気エアロゾル観測
-アジアの黄砂から南米の火山灰まで-」
14:25~14:40 講演5 花岡 達也
「気候変動対策の共便益効果とは?-パリ協定1.5℃目標に向けて-」
14:40~14:50 閉会挨拶 理事 森口 祐一
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00 ポスター発表(19題)
ポスター発表(予定)
- 温室効果ガスを監視する:パリ協定達成に向けて
- 持続的な窒素管理に向けて-国際社会と国環研の取り組み-
- 廃棄物・使用済み製品に含まれる有機フッ素化合物を調べる
- 黄金の輝きの影-金の採掘と水銀の不適切な流通-
- 先が読めない廃止期間を、半物理・半統計的に評価するための最終処分場エミッションモデルの構築
- リチウムイオン電池の廃棄に伴う火災等の発生と対策
- 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の研究成果(2022年)
- 航空機が排出する超微小粒子状物質
- 汚染と非汚染の線引き?底質毒性試験法の開発
- 将来の海産物中メチル水銀濃度予測への取組み
- 対策によるオゾン濃度低減効果の裏付けと将来予測手法の開発
- 気候変動に伴って黄砂はどう変化していくか?
- 環境DNAによる効率的な生物調査のための新しいデータ解析手法
- マングローブ植物は菌根菌と共生しているか?
- 脱炭素NIESに向けて:国立環境研究所は電力をどこで使っている?
- 脱炭素社会を目指す地産地消型エネルギー計画・評価手法の開発
- スタートを切った、市民と行う生物季節モニタリング
- スジエビとヨシノボリ類のセシウム濃度の季節変化
- 国環研と産学連携するには-国環研研究シーズ紹介-
2.配信方法、視聴について
・視聴は無料ですが、事前に参加登録が必要となりますので、以下の特設ページよりお申し込みください。
※ 特設ページ https://www.nies.go.jp/event/sympo/2022/index.html
・後日、国環研動画チャンネルにてYouTube配信を行います。
国環研動画チャンネルはこちら(チャンネル登録も募集中)
https://www.youtube.com/user/nieschannel
3.問い合わせ先
国立研究開発法人国立環境研究所企画部広報室
TEL:029-850-2309
E-mail: koukai2022_jimu(末尾に@nies.go.jpをつけてください)
2022年5月19日(木) 国立研究開発法人国立環境研究所 セミナー分科会委員長 (環境リスク・健康領域長) 渡邉 英宏 担当 吾妻 洋 |