2025年7月29日

「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関する
ワークショップ第22回会合(WGIA22)」の結果について
(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境省記者クラブ同時配付)
2025年7月29日(火)
1.2025年7月15日~18日に「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第22回会合(22nd Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia (WGIA22))」をカンボジア環境省と共催のもと、カンボジア・プノンペン(一部オンライン)で開催しました。
2.WGIAメンバー国15か国のほか、国際機関、研究者等の総計144名(オンライン参加を含む)が参加し、温室効果ガスの排出量・吸収量の算定方法、報告ツールの使用方法といったパリ協定の透明性枠組に関わる能力向上支援と、地域間のネットワークの更なる強化を図りました。
2.WGIAメンバー国15か国のほか、国際機関、研究者等の総計144名(オンライン参加を含む)が参加し、温室効果ガスの排出量・吸収量の算定方法、報告ツールの使用方法といったパリ協定の透明性枠組に関わる能力向上支援と、地域間のネットワークの更なる強化を図りました。
■ 概要
環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、2025年7月15日~18日に「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第22回会合(22nd Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia (WGIA22))」をカンボジア・プノンペン(一部オンライン)で開催しました。
今回の会合には、我が国を含むWGIAメンバー国15か国のほか、国際機関、研究者等の総計144名(オンライン参加を含む)が参加しました。
会合では、温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)の相互学習を行うとともに、途上国が提出した隔年透明性報告書(BTR)に含まれる最新の温室効果ガスインベントリに加え、農業分野のデータや算定方法について議論を行いました。また、パリ協定における強化された透明性枠組(ETF)におけるインベントリ報告ツールの入力についてグループディスカッションを行ったほか、技術専門家審査(TER)と利用可能な支援について議論等を行いました。
こうした取組を通じて、参加国のETFに関する能力向上支援と、地域間のネットワークの更なる強化を図りました。
■ 背景
環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、アジア地域諸国の温室効果ガスインベントリの精度向上と、地域の協力関係の促進を目的として、2003年度から毎年度(2020年度を除く)、WGIAを開催しています。
内容についての問合せ先 環境省地球環境局国際連携課気候変動国際交渉室 代 表:03-3581-3351 直 通:03-5521-8330 室 長 平塚 二朗 地球環境問題交渉官 野本 卓也 担 当 竹内 千尋 国立研究開発法人国立環境研究所 地球システム領域 地球環境研究センター 温室効果ガスインベントリオフィス マネジャー:畠中 エルザ |