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:2024/11/15 18:31:52

伏見 暁洋

FUSHIMI Akihiro

伏見 暁洋
氏名
伏見 暁洋(ふしみ あきひろ)
所属/職名
地球システム領域(地球環境研究センター)/主幹研究員
研究課題
大気中のガス状・粒子状物質の有機分析と由来・動態解析
学位の種類
博士(工学)
専門とする学問分野
工学
専門とする環境分野
環境計測,環境化学,環境動態解析
自分の強みのキーワード
ナノ粒子,加熱脱着-GC/MS,二次生成粒子,有機指標成分,由来・動態解析,大気汚染物質,自動車排気,PAHs,揮発性有機化合物(VOCs),14C
関心のある研究、実施してみたい研究
化学物質による曝露評価やリスク評価・管理に関する研究,発生源解析やその手法に関する研究,粒子組成などに関する新規測定法の開発
研究概要
1.新規有機分析法の開発
 加熱脱着GC/MS法や二次元GC(GC×GC)法などの開発を進めています。

2.二次生成有機粒子など大気粒子の組成・動態の解析
 二次生成有機粒子や大気微小粒子の有機分析を進めています。自動車排気や農作物残渣の野焼きなどの発生源試料についても実験・解析を行っています。有機分析のほか,元素状炭素・有機炭素(EC・OC)や放射性炭素(14C)の測定にも取り組んでいます。

3.大気中ナノ粒子の有機分析と由来・動態解析
 大気中や自動車排気中のナノ粒子(粒径<50nm)の化学組成の測定や,それに基づく起源・大気中動態の解析を行っています。

4.自動車排気粒子中ニトロ有機化合物の測定
 最新のディーゼル車やガソリン車から排出される粒子に含まれるニトロPAHsやその他のPAHsの測定を行ってきました。

5.自動車排気中の揮発性有機化合物の測定法開発
 自動車排気中の揮発性有機化合物(ベンゼンやトルエンなど)の測定法の開発を行ってきました。
略歴
2003年 博士(工学)取得
2003年 国立環境研究所 PM2.5・DEP研究プロジェクト NIESポスドクフェロー
2008年 国立環境研究所 化学環境研究領域 NIES特別研究員
(2014年〜2015年 米国ウィスコンシン大学マディソン校 客員研究員(兼務))
2024年 国立環境研究所 地球システム領域 地球環境研究センター 主幹研究員
URL
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGLOBAL_ID=200901022431479305&t=1&d=1&q=5000052476
所属学会
大気環境学会,日本エアロゾル学会,日本環境化学会,日本分析化学会,自動車技術会,日本大気化学会
個別研究課題
研究成果(誌上)
  • all
  • 査読付き 原著論文
  • 総説・解説
  • 書籍
  • その他
  • 17-2 大気環境
    発表者 : 伏見暁洋
    掲載誌 : 改訂6版 分析化学データブック, 220-223  (2021)
  • 9.エアロゾルの炭素性成分分析
    発表者 : 伏見暁洋, 中山智喜, 佐藤圭, 高橋克行
    掲載誌 : エアロゾル学基礎講座集 計測編, 81-92  (2020)
  • 第5章 知られざるPM2.5 −何が原因? どこからやってくる?
    発表者 : 伏見暁洋
    掲載誌 : 地球をめぐる不都合な物質 拡散する化学物質がもたらすもの, 140-161  (2019)
  • 揮発性有機化合物/非メタン炭化水素
    発表者 : 伏見暁洋
    掲載誌 : 大気環境の事典, 364-365  (2019)
研究成果(口頭)
  • all
  • 研究発表
  • 研究講演
所の刊行物
委員会活動
  • 2018年度 : 平成30年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局自動車環境対策課)
  • 2017年度 : 平成29年度微小粒子状物質(PM2.5)常時監視データ等検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2017年度 : 平成29年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局自動車環境対策課)
  • 2017年度 : 平成29・30年度日本環境化学会評議員  ((一社)日本環境化学会)
  • 2016年度 : 平成28年度微小粒子状物質(PM2.5)常時監視データ等検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2016年度 : 平成28年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2016年度 : 大気環境学会編集委員会委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2016年度 : 「沿道PM2.5・ナノ粒子研究会」作業部会委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2015年度 : 平成27年度微小粒子状物質(PM2.5)常時観測データ等検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2015年度 : 平成27年度船舶・航空機排出大気汚染物質削減に関する検討委員会 (環境省 水・大気環境局)
  • 2015年度 : 「沿道PM2.5・ナノ粒子研究会」作業部会委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2014年度 : 「沿道PM2.5・ナノ粒子研究会」作業部会委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2014年度 : 「沿道PM2.5・ナノ粒子研究会」作業部会委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2014年度 : 「平成26年度船舶・航空機排出大気汚染物質削減に関する検討調査業務」に係る検討委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2013年度 : 平成25年度「揮発性有機化合物由来の二次生成有機粒子の分析方法開発検討会」委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2013年度 : 平成25年度「微小粒子状物質(PM2.5)二次生成粒子の挙動解明に関する文献調査検討会」検討委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2012年度 : 揮発性有機化合物(VOC)由来の二次生成有機粒子分析方法調査検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2012年度 : 船舶・航空機排出大気汚染物質削減に関する検討委員会 (環境省 水・大気環境局)
  • 2011年度 : 「ぶんせき」編集委員 ((公社)日本分析化学会)
  • 2011年度 : 船舶・航空機排出大気汚染物質削減に関する検討会 (環境省 水・大気環境局)
  • 2010年度 : 平成22年度船舶・航空機排出大気汚染物質削減技術・効果検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2008年度 : 大気環境学会産官学民連絡協議会委員 ((社)大気環境学会)
  • 2019年度 : 令和元年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局自動車環境対策課)
  • 2019年度 : 2019・2020年度日本環境化学会評議員 ((一社)日本環境化学会)
  • 2024年度 : 令和6年度船舶・航空機排出ガスの環境影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2023年度 : 令和5年度ヘリウムガス供給不足等を踏まえた大気・排出ガス分析法検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2023年度 : 令和5年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局 )
  • 2022年度 : 2023,2024年度日本環境化学会評議員 (日本環境化学会)
  • 2022年度 : 第64回大気環境学会年会実行委員会委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2022年度 : ヘリウムガス供給不足等を踏まえた大気・排出ガス分析法検討会委員 (環境省 水・大気環境局)
  • 2022年度 : 令和4年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局 自動車環境対策課)
  • 2021年度 : 2021,2022年度日本環境化学会評議員 (日本環境化学会)
  • 2021年度 : 令和3年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 環境省水・大気環境局自動車環境対策課)
  • 2020年度 : 令和2年度第62回(2021年)大気環境学会年会実行委員 ((公社)大気環境学会)
  • 2020年度 : 令和2年度船舶・航空機排出大気汚染物質の影響把握に関する検討委員会委員 (環境省 水・大気環境局 自動車環境対策課)
受賞
  • 2019年 : エアロゾル計測賞 (日本エアロゾル学会)
  • 2018年 : 最優秀論文賞 (大気環境学会)
  • 2014年 : 大気環境学会進歩賞 (大気環境学会)
  • 2013年 : 論文賞 (日本エアロゾル学会)
  • 2012年 : 大気環境学会誌 平成23年論文賞(学術部門) (大気環境学会)
  • 2009年 : 日本エアロゾル学会2009年度論文賞 (日本エアロゾル学会)
  • 2005年 : 環境科学会論文賞 (環境科学会)
学会活動
  • 2022年度 : 日本エアロゾル学会 : エアロゾル研究編集委員
  • 2013年度 : 酸性雨問題研究会 : 第39回酸性雨問題研究会シンポジウムプログラムでの講演