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粒子状物質の粒子数等排出特性実態に関する調査研究(平成 17年度)
Study on number and size distribution of particulate matter in vehicle exhaust

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
0205BY474
開始/終了年度
2002~2005年
キーワード(日本語)
粒子状物質, 粒径分布, 自動車排気
キーワード(英語)
PARTICULATE MATTER,, SIZE DISTRIBITION, VEHICLE EXHAUST

研究概要

排出ガス規制の強化により、自動車から排出される粒子状物質の重量排出量は低下傾向にあるが、排出ガス対策が高度になるに従い粒径分布が微小化するため、微小粒子の数濃度に対する関心が高まっている。しかしながら、微小粒子の排出は、エンジンの種類、運転条件、希釈条件等、複雑な要因の影響をうけるため、自動車からの排出実態や大気中における挙動に関する十分な知見が得られていない。本研究では、これらの微小粒子の排出実態を把握するとともに、その物理・化学的特性や排出原因を解明することを目的としている。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:

全体計画


道路沿道におけるフィールド調査やシャシダイナモ試験により大気環境中及び自動車から排出される微小粒子の排出実態を把握するとともに、その物理・化学的特性や排出原因を解明し、大気中における微小粒子に及ぼす自動車排出ガスの影響を解析する。

今年度の研究概要

これまで継続測定を実施している沿道2カ所の観測地点に加えて、バックグラウンド大気や交通環境の異なる道路沿道の観測地点を追加し、微小粒子の挙動を広範囲に把握することに加え、排気規制による粒径分布や個数濃度の変化を把握する。

課題代表者

小林 伸治