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:2024/11/15 18:32:16

内田 昌男

UCHIDA Masao

氏名
内田 昌男(うちだ まさお)
所属/職名
地球システム領域(物質循環観測研究室)/主幹研究員
研究課題
最終氷期以降の急激な海洋循環変動と大気二酸化炭素濃度変動との関連性解明
地球史における急激な気候変動と海洋環境変動の関連性解明
北半球高緯度域における陸域炭素動態と温暖化影響評価

学位の種類
博士(農学)
専門とする学問分野
化学,地学,理学
専門とする環境分野
地球温暖化,炭素循環,古気候
研究概要
海洋堆積物コアに含まれる微化石、有機分子等の化学分析、特に放射性炭素同位体、
安定同位体等を用いて、過去の気候変動と海洋環境変動との関連性を明らかにする研
究を進めている。特に最終間氷期、最終退氷期における急激な気候変動と海洋循環変
動と大気CO2変動との関連解明に焦点をあてている。海洋コアは、北西太平洋を中心に
東シナ海、日本海、北極海、南半球から採取されている。また過去の気候変動を間接
的に記録している代替指標(プロキシー、たとえば、水温、塩分など)の分析化学的開
発も行っている。代替指標の同位体分析を行うために必須である微量量による高精度
放射性炭素分析の開発研究も推進している。
個別研究課題
研究成果(誌上)
  • all
  • 査読付き 原著論文
  • 総説・解説
  • 書籍
  • その他
  • -
    発表者 : ウォレス・S・ブロッカー , ロバート・クンジグ, 内田昌男, 東郷えりか
    掲載誌 : CO2と温暖化の正体 (2009)
  • Radiocarbon analysis of aldehydes in indoor air for source apportionment
    発表者 : Kuramata M., Shinohara N., Yoshinaga J., Yoneda M., Seyama H.(瀬山春彦), Uchida M.(内田昌男), Shibata Y.(柴田康行)
    掲載誌 : 10th Symp.Jpn.AMS Soc.Proc., 307-310 (2008)
研究成果(口頭)
  • all
  • 研究発表
  • 研究講演
  • North Pacific Intermediate Water changes in the Bering Sea during the last glacial and deglacial period in association with abrupt climate changes
    発表者 : Rella S. (Rella Stephan), Tada R., Nagashima K., Ikehara K., Itaki T., Ohkushi K, Sakamoto T., Harada N., Uchida M.(内田昌男)
    学会等名称 : Climate Res.Semin. (2010)
    予稿集名 : -
所の刊行物
委員会活動
  • 2010年度 : 国立極地研究所プロジェクト研究への研究協力(共同研究者) プロジェクト研究(KP-11 北極域における生態系変動の研究、 KP-8 環境変動に対する極域生物の生態的応答プロセスの研究) (情報・システム研究機構国立極地研究所)
  • 2008年度 : 国立極地研究所プロジェクト研究・開発研究・萌芽研究への研究協力(共同研究者) プロジェクト研究(P11:極限環境の生物多様性と生態系変動に関する研究) (情報・システム研究機構国立極地研究所)
  • 2007年度 : 国立極地研究所プロジェクト研究・開発研究・萌芽研究共同研究者 プロジェクト研究(P11) (情報・システム研究機構国立極地研究所)