公開シンポジウム2022
未来につなぐ世界との絆-持続可能な地球を目指して-

- HOME
- 講演発表
- ポスター発表
- 参加申し込み
公開シンポジウム2022の概要
国立環境研究所では環境問題について、気候変動、資源循環、自然共生、安全確保、地域共創、社会、適応、災害環境など様々な分野で取り組んでいます。これらの多くの分野において目指していることは持続可能な社会の実現ですが、日本だけの取り組みでは難しく、国際的な協力の下での研究、取り組みが必要です。そこで今回のシンポジウムでは、これまで蓄積してきた研究の成果をもとに、「未来につなぐ世界との絆-持続可能な地球を目指して-」をテーマに国立環境研究所が進める様々な環境研究にかかる国際的な研究活動について、皆さまに知っていただく機会とするため、5つの講演及びポスター発表をオンラインで開催します。
オンライン配信を通じて、将来の安全・安心な社会の構築を目指し、環境問題について共に考える機会とさせていただきたいと考えています。
プログラム
時間 | 講演タイトル・講演者 |
13:00~13:05 | 開演 |
13:05~13:15 | 開会挨拶 理事長 木本 昌秀 |
13:15~13:30 | 講演1 アジアの生物多様性の保全にむけて-現状と課題- 生物多様性領域 竹内 やよい |
13:30~13:45 | 講演2 モンゴル草原の持続的利用を目指して -牧草地の牧養力への影響評価- 地域環境保全領域 王 勤学 |
13:45~14:00 | 講演3 アジアのごみ処理研究-現場の問題解決から国際的な貢献まで- 資源循環領域 石垣 智基 |
14:00~14:10 | 休憩 |
14:10~14:25 | 講演4 Lidarで繋がる世界の大気エアロゾル観測 -アジアの黄砂から南米の火山灰まで- 地球システム領域 神 慶孝 |
14:25~14:40 | 講演5 気候変動対策の共便益効果とは? -パリ協定1.5℃目標に向けて- 社会システム領域 花岡 達也 |
14:40~14:50 | 閉会挨拶 理事 森口 祐一 |
14:50~15:00 | 休憩 |
15:00~16:00 | ポスター発表(19題) |
開催方法
■配信日時
2022年6月23日(木)13:00~16:00
■配信方法
講演会:Zoomウェビナー
ポスター発表:Zoomミーティング
お問い合わせ先
国立環境研究所 企画部 広報室
〒305-8506
茨城県つくば市小野川16-2
TEL:029-850-2309 E-Mail:koukai2022_jimu(末尾に@nies.go.jpをつけてください)
※事前にメールにてご案内をしている方々につきましては、Gmailの場合、稀に迷惑メールに分類される場合がございます。
NEWS
2022. 6.21 講演発表ページに講演資料を掲載しました。
2022. 6.09 講演発表ページに講演概要、講演者写真を掲載しました。
2022.6.02 ポスターセッションの発表ポスターを公開しました。
2022. 5.19 公開シンポジウム2022のWEBサイトを公開しました。
講演1

-
アジアの生物多様性の保全にむけて-現状と課題-生物多様性領域 竹内 やよい
生物多様性の宝庫であるアジア熱帯林は、地域の生態系を支え、社会へ恵みをもたらしています。しかし、アジアではいまだ大規模な土地利用の転換・開発が進んでおり、生物多様性の急速な喪失が懸念されています。豊かな熱帯林を保全するためには、生態系のモニタリング、生態系のメカニズムを理解することが必要です。この講演では、アジアにおける生物多様性の現状を整理し、持続可能な社会を達成にむけた開発と保全の課題と国立環境研究所の取り組みについてご紹介します。
講演資料
講演3

-
アジアのごみ処理研究-現場の問題解決から国際的な貢献まで-資源循環領域 石垣 智基
アジアでは、多くの人々がごみに由来する問題をかかえています。それは単なる別の国の出来事ではなく、日本にいる私たちや世界中の人の生活に影響を与える可能性があります。この講演では、ごみの市中投棄・埋立処分・資源利用などのトピックスについて、私たちの東南アジアでの調査研究活動と、得られた成果を国際的な機関を通じて活用している事例についてご紹介します。
講演資料
講演4

-
Lidarで繋がる世界の大気エアロゾル観測-アジアの黄砂から南米の火山灰まで-地球システム領域 神 慶孝
国立環境研究所では、世界の大気エアロゾル(PM2.5など)をモニタリングするため、国内外の関係機関と協力してライダー(Lidar)観測網を構築してきました。ライダーはレーザーを使った遠隔計測技術で、この技術を用いることで上空の大気エアロゾルの種類や量を観測することができます。この講演では、東アジアの黄砂から南米チリ・アルゼンチンにおける火山灰の観測まで、ライダーを使った大気エアロゾル観測の研究成果や国際共同プロジェクトをご紹介します。
講演資料
※発表タイトルについては変更となる場合があります。予めご了承ください。
1.参加費
参加費は無料です。下記申し込み方法によりお申し込みください。
2.申し込み方法
多数の参加登録ありがとうございました。受付は終了しました