第13回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM13)の開催について(お知らせ)【終了しました】
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
国立研究開発法人国立環境研究所
企画部
企画部長: 榑林 茂夫
国際室長: 近藤 美則
TPM13のプログラムの一環で、11月2日(水)には、水質汚染対策技術と生態系の健全性に関する国際ワークショップを開催します。
1.開催の趣旨
日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM)は、日本、韓国、中国における環境研究の一層の推進のため2004年に開始したもので、例年いずれかの国で開催しています。第13回となる本年は昆明(中国)で開催します。
TPM本会議には、3カ国の中核的環境研究機関である、国立環境研究所(NIES、日本)、国立環境科学院(NIER、韓国)、中国環境科学研究院(CRAES、中国)の機関長をはじめとした関係研究者等が出席し、3機関による共同研究の可能性を含むアジア地域の環境研究の推進に関する議論を行います。また、11月2日(水)には、水質汚染対策技術と生態系の健全性に関するワークショップ(以下、「WS」という。)を開催します。
2.TPM13開催概要
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日程:平成28年11月1日(火)~3日(木)11月1日(火)TPM13本会議11月2日(水)国際ワークショップ、TPM13共同声明署名式11月3日(木)視察
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場所:怡景园度假酒店Kunming Yijing Garden Resort & Spa Hotel(中国昆明市)
なお、下記(1)~(3)の行事はいずれも非公開で行われます。
(1)TPM13本会議
開催日: 平成28年11月1日(火)
参加者: NIES、NIER、CRAESの機関長及び研究者等
内容: 研究活動についての情報交換、3機関の協力関係を推進する方策等について議論を行い、共同声明を発表する予定です。(11月2日)
(2)TPM13国際ワークショップ
開催日: 平成28年11月2日(水)
テーマ: 水質汚染対策技術と生態系の健全性
Water Pollution Control Technologies and Ecosystem Health
備考: TPMでは、北東アジアの環境問題について、情報共有と研究協力推進の観点から、毎年特定のテーマに関する国際ワークショップを開催しています。今次WSには、日韓中の3環境研究機関に加え、米国、モンゴル及び地元の雲南省から水質汚染の研究者及び関係者が参加し、講演、討論を行います。
(3)共同声明署名式
開催日: 平成28年11月2日(水)
参加者: NIES、NIER、CRAESの機関長及び研究者等
内容: TPM13本会議で合意した共同声明について、3研究機関で署名を行います。
3.その他
本会合の結果については、後日、国立環境研究所のホームページで公開する予定です。
問い合せ先
国立研究開発法人国立環境研究所 企画部国際室(担当: 近藤)
電話:029-850-2434 FAX:029-850-2716
URL: http://www.nies.go.jp