2013年10月29日
第10回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM10)の開催について(お知らせ)【終了しました】
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
平成25年10月29日(火) 独立行政法人国立環境研究所 企画部
主席研究企画主幹:清水 英幸
国際室長:村上 正吾
研究推進室長:近藤 美則
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平成25年11月5日(火)~平成25年11月7日(木)に中国の南京において第10回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM10)を開催します。日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM)は、日本、韓国、中国における環境研究の一層の推進のため、三カ国の中核的環境研究機関である、国立環境研究所(NIES、日本)、国立環境科学院(NIER、韓国)、中国環境科学研究院(CRAES、中国)により開催されているものです。 TPM10のプログラムの一環で、11月6日(水)には、淡水汚染問題に係る国際ワークショップ(以下、「WS」という。)を南京国際博覧センターにおいて開催します。 |
1.開催の趣旨
日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM)は、日本、韓国、中国における環境研究の一層の推進のため2004年に開始したもので、例年いずれかの国で開催しています。第10回となる本年は南京(中国)で開催します。
TPM本会議には、三カ国の中核的環境研究機関である、国立環境研究所(NIES、日本)、国立環境科学院(NIER、韓国)、中国環境科学研究院(CRAES、中国)の3研究機関長をはじめとした関係研究者等が出席し、三カ国による共同研究の可能性を含むアジア地域の環境研究の推進に関する議論を行います。また、11月6日(水)には、淡水汚染問題に係るWSを南京国際博覧センターにおいて開催します。
2.TPM10開催概要
日程: | 平成25年11月5日(火)~7日(木) |
(1)11月5日(火)TPM10本会議 | |
(2)11月6日(水)国際ワークショップ、TPM10共同声明署名式 | |
(3)11月7日(木)無錫市近隣湖沼・生態保全地区視察 | |
主催: | 中国環境科学研究院(CRAES、中国) |
共催: | 独立行政法人国立環境研究所 、国立環境科学院(NIER、韓国) |
3.TPM10本会議(非公開)
会場: | Fairmont Nanjing(中国南京市) |
日時: | 平成25年11月5日(火) 9:00~17:30 |
参加者: | NIES、NIER、CRAESの機関長及び研究者等 |
内容: | 研究開発活動についての情報交換、三カ国の協力関係を推進する方策等について議論を行い、共同声明を発表予定です。(翌日) |
4.TPM10国際ワークショップ(公開)
会場: | 南京国際博覧センター(中国南京市) |
日時: | 平成25年11月6日(水) 10:00~16:50(予定) |
テーマ: | 淡水汚染問題(International Conference on Clean Water Action) |
備考: | TPMでは、東アジアの環境問題について、各国の情報共有と研究協力推進の観点から、毎年特定のテーマに関する国際ワークショップを開催しています。 今期WSは、江蘇省環境保護局、江蘇省環境科学研究アカデミーとの共催で、公開にて行われます。 WSには、日韓中の3環境研究機関に加え、オーストラリアやオランダおよび地元の中国江蘇省等から淡水汚染の研究者および関係者が参加し、講演・討議を行います。 |
5.共同声明署名式(非公開)
会場: | 南京国際博覧センター(中国南京市) |
日時: | 平成25年11月6日(水) 17:30~18:00 |
参加者: | NIES、NIER、CRAESの機関長及び研究者等 |
内容: | TPM10本会議で合意した共同声明について、3研究機関で署名を行います。 |
6.その他
本会合の結果については、後日、国立環境研究所のホームページで公開する予定です。
問い合わせ先
独立行政法人国立環境研究所 企画部(担当:清水)
電話:029-850-2451 FAX:029-851-2854
URL: http://www.nies.go.jp
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