- 研究課題コード
- 2529CD002
- 開始/終了年度
- 2025~2029年
- キーワード(日本語)
- 水銀,永久凍土,アラスカ北極圏,完新世,有機炭素,北極温暖化
- キーワード(英語)
- Hg,permafrost,Alaskan Arctic,Holocene,organic carbon,Warming Arctic
研究概要
北極土壌圏(永久凍土)には、数万年にわたり蓄積された大量の水銀が存在している。近年では気候変動により融解した永久凍土の一部が河川を通じて海洋に流出し、環境生態系に深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。本研究では、アラスカ北極圏を対象に永久凍土中の水銀の沈着、蓄積、保存メカニズムを明らかにし、気候変動 (温暖化) が近未来の北極圏における水銀の動態に与える影響を解明することを目的としている。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
北極土壌圏(永久凍土)には、数万年にわたり蓄積された大量の水銀が存在している。近年では気候変動により融解した永久凍土の一部が河川を通じて海洋に流出し、環境生態系に深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。本研究では、アラスカ北極圏を対象に永久凍土中の水銀の沈着、蓄積、保存メカニズムを明らかにし、気候変動 (温暖化) が近未来の北極圏における水銀の動態に与える影響を解明する。
今年度の研究概要
本研究では、アラスカ北極圏を対象に永久凍土中の水銀の沈着、蓄積、保存メカニズムを明らかにしするため、凍土の年代測定および、水銀測定を進める。
外部との連携
富山県立大学、福岡工業大学
- 関連する研究課題
課題代表者
内田 昌男
- 地球システム領域
物質循環観測研究室 - 主幹研究員
- 博士(農学)
- 化学,地学,理学