- 研究課題コード
- 2426CD017
- 開始/終了年度
- 2024~2026年
- キーワード(日本語)
- 微生物の炭素循環,永久凍土,古代海水,アラスカ北極圏,同位体,放射性炭素,完新世
- キーワード(英語)
- microbial carbon cycle,permafrost,ancient brine water, Alaskan Arctic,isotopes,radiocarbon,Holocene
研究概要
本研究では、凍土海水内に生息する微生物群の細胞膜脂質分子の14C同位体計測と三次元同位体マスバランスモデルを用いて、ブライン中未培養微生物による従属・化学独立栄養代謝による炭素フラックスを計測することを目的とする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
本研究では、凍土海水内に生息する微生物群の細胞膜脂質分子の14C同位体計測と三次元同位体マスバランスモデルを用いて、ブライン中未培養微生物による従属・化学独立栄養代謝による炭素フラックスを計測するため、アラスカ北極海沿岸の凍土トンネルにおけるブライン、周辺堆積物から微生物由来有機化合物を抽出し、それらの同位体分析、統計モデルによる炭素源の解析を行う。
今年度の研究概要
凍土の微生物脂質分子の同位体分析のための抽出に関する検討実験を行う。
外部との連携
アラスカ大学
- 関連する研究課題
課題代表者
内田 昌男
- 地球システム領域
物質循環観測研究室 - 主幹研究員
- 博士(農学)
- 化学,地学,理学