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2018年10月4日

「和風スマートシティづくりを目指して」
国立環境研究所「環境儀」第70号の刊行について(お知らせ)

(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境省記者クラブ同時配付)

平成30年10月4日(木)
国立研究開発法人国立環境研究所
 編集分科会委員長     :江守 正多
   〃  担当WGリーダー:広兼 克憲
   〃  事務局(環境情報部情報企画室)
        室長    :阿部 裕明
        担当    :青池美江子
 

   国立研究開発法人国立環境研究所(以下、『国立環境研究所』という。)は、研究成果等をわかりやすく伝える研究情報誌「環境儀」の最新号、「和風スマートシティづくりを目指して」を刊行します。
   国立環境研究所では、地球温暖化の将来予測や各種対策に関する研究を総合的に進めています。近年急速に発展してきたIoTやスマートフォン・GPSなどのデータを活用することにより、新しい概念の環境に優しい都市デザインが可能となってきました。本号では、地球温暖化を防ぐことができ、しかも安全で健康に楽しい生活ができる日本らしいスマートシティの実現を目指す都市システム・デザインの研究について紹介します。

1 本号の内容

○Interview 研究者に聞く「IoT時代の和風スマートシティの実現を目指す」

No.70表紙

   多くの人が集まり社会経済活動の盛んな都市は、地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量が多く、その削減対策が必要です。近年では大気中の温室効果ガスを削減する「緩和策」だけでなく、当面避けることのできない地球温暖化による被害を回避・軽減する「適応策」も同時に進めることが求められており、都市構造を見直すことが差し迫った課題となっています。
   本号では、情報通信技術(ICT)を活用して都市を分析し、住みやすくて環境負荷の少ないスマートシティの実現を目指す研究を紹介します。

<研究担当者>

山形 与志樹(やまがた よしき)
地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室 主席研究員
GCP(グローバルカーボンプロジェクト)つくば国際オフィス 代表

○Summary「IoT・ビッグデータ時代の都市システムとデザイン」

   生活の中にある、ありとあらゆるモノがインターネットにつながったIoT時代に、都市環境はどのような変革に迫られ、またどのようなことが実現できるでしょうか。快適性や省エネ性を併せ持つスマートな都市システムの実現に向けて、これまで私たちが進めてきた研究プロジェクトとともに紹介します。

○研究をめぐって「都市システム・デザインに関する国際研究」

   高度な情報基盤の整備と都市への人口集中が進む中で、IoTや人工知能を活用した都市システム・デザインへの期待が高まっています。スマートフォンやIoTセンサーから得られるビッグデータの活用によって、省エネ化・効率化した都市システムを実現する取り組みを推進しています。

2 閲覧・入手についての問い合わせ先

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