国立研究開発法人国立環境研究所 公開シンポジウム2021「気候変動適応ってなにするの?-かわりゆく気候にどう備えるか-」開催報告
行事報告
セミナー分科会事務局
国立環境研究所では、最新の研究成果を広く一般の方々にお伝えするために、公開シンポジウムを開催しております。
今年度はYouTubeを利用したオンライン配信による公開シンポジウムを、8月16日(月)より21日(土)にかけて6日間開催いたしました。
数多くの方々にご視聴いただき、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
今回のシンポジウムでは、地球温暖化の進行に伴う気候変動に対応する必要の高まりを受け、これまで行ってまいりました「気候変動適応」に関する研究について、「気候変動適応ってなにするの?-かわりゆく気候にどう備えるか-」をテーマに国立環境研究所の活動を社会に発信し、皆様に「気候変動適応」を知っていただく機会とするため、5つの講演およびパネルディスカッションをオンラインで開催しました。視聴者の方々からはチャット等により活発な質問・意見をいただいたほか、終了後のアンケート回答からは、オンライン開催の利点でもある開催地にとらわれない、各地方からの皆様にご視聴いただいていることが分かりました。
視聴者からはオンライン開催に関すること、講演内容に関することなど様々なご意見をいただいております。
皆様からいただいた貴重なご意見は、今後の研究活動に大いに役立ててまいりたいと思っております。
【講演】
以下5件の講演およびパネルディスカッションを通して、当研究所の最新の研究動向や成果をご紹介致しました。
講演1
気候変動適応って何? 気候変動適応センター 吉川 圭子
講演2
自然環境への気候変動影響とその観測 気候変動適応センター 西廣 淳
講演3
気候変動影響の予測 気候変動適応センター 花崎 直太
講演4
温暖化による水稲品質への影響と適応 気候変動適応センター 増冨 祐司
講演5
洪水時の衛生問題:気候変動や都市化の影響と適応 気候変動適応センター 真砂 佳史
パネルディスカッション 日本各地の気候変動に対する取り組み -緩和と適応-
パネリスト/小西 雅子様(WWF ジャパン専門ディレクター)、栗林 正俊様(長野県環境保全研究所自然環境部 温暖化対策班)、肱岡 靖明(気候変動適応センター 副センター長)、増井 利彦(社会システム領域 室長)
ファシリテーター/森口 祐一(国立環境研究所 理事)
【講演動画の公開】
講演については、国環研動画チャンネルにてYouTube 配信による公開を行っておりますので、是非ご視聴ください。 https://www.youtube.com/user/nieschannel
