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:2017/12/06 19:19:04

王 勤学

WANG Qinxue

王 勤学
氏名
王 勤学(おう きんがく)
所属/職名
地域環境研究センター(王主席研究員室)/主席研究員
研究課題
東アジア水・物質循環観測・評価システムの開発
学位の種類
地球環境学 博士
専門とする学問分野
地理学,地学,農学
専門とする環境分野
水文・水環境,気候変動,流域環境管理
自分の強みのキーワード
環境観測システム,水・物質循環,流域管理モデル,リモートセンシング,地理情報システム,生態系サービス,永久凍土融解,温暖化影響,土地利用・被覆変化,衛星データ解析
関心のある研究、実施してみたい研究
東アジア地域を対象に、国内・国際協力によって衛星・地上観測システムによる早期検出ネットワークを構築し、広域な水・炭素・窒素などの物質循環に関するデータベースを構築しています。これらのデータベースを用いることで、気候変動や人間活動による地域環境の水・物質循環に及ぼす影響の評価を行っています。
研究概要
 東アジア地域において異常気象の頻発や温暖化など気候変動による水不足、土砂流失、水質汚染など地域の持続的発展を妨げる様々な問題点が顕在化している。また、急速な経済発展に伴う都市化などの土地利用・被覆変化(LUCC)は地域の水・炭素・窒素などの物質循環に大きな影響を与えている。そのため、水・物質循環の適切な管理を可能とする地域環境の評価・予測システムの開発は必要不可欠である。
 これまでは、環境省の「地球環境保全に関する土地利用・被覆変化研究」(課題代表:大坪国順、平成7-9年)に参加し、GISによる持続可能性診断用ディジタル地図セットの構築及び土地生産性モデルの開発を行った。また、国立環境研究所重点研究プロジェクト「東アジアの流域圏における生態系機能のモデル化と持続可能な環境管理」(課題代表:渡辺正孝、平成13-17年)や、環境省が主催する「アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト(APEIS)」の「統合環境モニタリング(IEM)サブプロジェクト」(課題代表:渡辺正孝、平成13-17年)にも参加し、国内や海外の研究機関のご協力を得て、MODIS衛星データの受信・解析システムおよび典型的な生態系における地上観測システムを構築した。それをベースに、環境省の委託研究「温暖化影響早期観測ネットワークの構築」(課題代表:王勤学、平成18-22年)を主導し、温暖化に伴う永久凍土の融解や炭素吸収量の変動に関する研究を推進した。さらに、国立環境研究所の中核プロジェクト「東アジア水・物質循環評価システムの開発」(課題代表:王勤学、平成18-22年)において、長江流域における水・物質循環評価モデルを開発し、気候変動や退耕還林、化学肥料の使用増大などによる流域環境への影響評価を行った。平成24年から、環境研究推進費「モンゴルの永久凍土地帯における脆弱性評価及び適応策の提言に関する研究」(課題代表:王勤学、平成24-26年)を主導し、気候変動による永久凍土の融解及びそれに伴う陸域生態系の脆弱性を明らかにすると共に、地域の環境容量と牧畜経済の持続性を維持できる頑強な適応政策の提言を行った。平成26年度から環境省の「二国間クレジット(JCM)推進のためのMRV等関連するモンゴルにおける技術高度化事業」に参加し、モンゴル全土の草原域の二酸化炭素吸収量を評価している。
略歴
学歴
1986年 中国西北師範大学 地理学部 卒業
1989年 中国北京師範大学大学院 地理研究科 修士課程終了(修士学位)
1994年 北海道大学大学院 地球環境科学研究科 研究生入学
1998年 北海道大学大学院 地球環境科学研究科 博士課程修了(博士学位)

職歴

1989年 中国科学院・国家計画委員会 自然資源総合考察委員会 研究員
1998年 北海道大学大学院 地球環境科学研究科 外国人研究員
1998年 環境省国立環境研究所 EFフェロー
2001年 環境省国立環境研究所 NIESボスドクフェロー
2002年 (独)国立環境研究所 流域圏環境管理プロジェクト 主任研究員
2005年 (独)国立環境研究所 流域圏環境管理プロジェクト 総合研究官
2006年 (独)国立環境研究所 アジア水環境研究室 室長
2011年 (独)国立環境研究所 地域環境研究センター 主席研究員
URL
http://www-basin.nies.go.jp/project/wmcea/
http://www-basin.nies.go.jp/project/enedgwi/index.html
所属学会
水文・水資源学会,日本地理学会,日本農業気象学会,AGU
個別研究課題
研究成果(誌上)
  • all
  • 査読付き 原著論文
  • 総説・解説
  • 書籍
  • その他
  • Overview on Current Remote Sensing Algorithms for Estimating Land Surface Evapotranspiration
    発表者 : Sun Z.(孫志剛), Matsushita B., Wang Q-X.(王勤学), Ouyang Z.
    掲載誌 : Evapotranspiration: Processes, Sources and Environmental Implications (2013)
  • A Simple Remote Sensing EvapoTranspiration Model (Sim-ReSET) and its Application
    発表者 : Wang Q-X.(王勤学), Sun Z-G.
    掲載誌 : Evapotranspiration (2011)
研究成果(口頭)
  • all
  • 研究発表
  • 研究講演
所の刊行物
  • 国立環境研究所 (2011) アジア自然共生研究プログラム(終了報告). 特別研究報告SR-99, 106p.
  • Nakayama T.,Watanabe M.,Murakami S.,Qinzue Wang.,Hayashi S. (2004) Simulation of Drying Phenomena Associated with Vegetation Change by using NICE Model in Kushiro Mire. CGER'S SUPERCOMPUTER ACTIVITY REPORT Vol.11-2002国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I058-2004, 105-118
  • 中山忠暢,渡辺正孝,村上正吾,王勤学,林誠二 (2004) 衛星データと統合型須知モデルの融合による釧路湿原の乾燥化現象の再現計算. CGER'S SUPERCOMPUTER ACTIVITY REPORT Vol.11-2002国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I058-2004, 157-158
  • Otsubo K.,Wang Q.,Nakaya T.(*1),Shimizu Y.(*2),Bito A.(*3),Ichinose T.,Kondo A.(*4) (*1Ritsumeikan Univ.,*2Univ.Tokyo,*3Yamanashi Univ.,*4Chiba Univ.) (2002) 20-km Grid Analysis on Current and Future Situations of Food Balance in Mainland China. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 17-33
  • Otsubo K.,Wang Q.,Shimizu Y.(*1),Bito A.(*2),Kondo A.(*3) (*1Univ.Tokyo,*2Yamanashi Univ.,*3Chiba Univ.) (2002) Distributions of Major Grain Yields in Mainland China in the 1990s and in 2025. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 35-50
  • Ichinose T.,Wang Q.,Otsubo K. (2002) Modeling Domestic Food Flow in China due to Food Stocks and Economic Gradient. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 61-68
  • Wang Q.,Otsubo K.,Ichinose T. (2002) Estimation of Potential and Convertible Arable Land in China Determined by Natural Conditions. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 71-80
  • Wang Q.,Otsubo K. (2002) Changes in Area and Quality of Cultivated Land in China. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 99-105
  • Wang Q.,Otsubo K. (2002) Urban Expansion in China During the Last Two Decades. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 107-113
  • Wang Q.,Otsubo K. (2002) A GIS-based Study on Grassland Degradation and Increase of Dust Storms in China. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 115-120
  • Wang Q.,Otsubo K. (2002) Digital Database for Diagnostic Analysis of the Environment in Northern and Northeastern China. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 147-158
  • Xin X.(*1),Otsubo K.,Wang Q.(*1Chin.Acad.) (2002) Modeling of Productivity of Grassland in Northern China and its Application for Impact Assessment of Climate Change. STUDY ON THE PROCESSES AND IMPACT OF LAND-USE CHANGE IN CHINA -FINAL REPORT OF THE LU/GEC SECOND PHASE(1998-2000)国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I053-2002, 159-169
  • 王 勤学,尾藤章雄*1,近藤昭彦*2,大坪国順(*1山梨大,*2千葉大) (2001) 中国主要穀物生産量の将来予測. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I048-2001, 23-32
  • 王 勤学,尾藤章雄*1,近藤昭彦*2,大坪国順,中谷友樹*3,清水 傭*4(*1山梨大,*2千葉大,*3立命館大,*4東京大大学院) (2001) 中国の食糧需給量のバランスの現況と将来予測. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I048-2001, 53-62
  • 一ノ瀬俊明,王 勤学,大坪国順 (2001) 食糧需給関係及び経済力格差にもとづく中国国内食糧輸送モデルの構築. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I048-2001, 63-72
  • 王 勤学,大坪国順 (2001) GISを用いた中国北部・東北部地域の土地生産性の評価. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I048-2001, 137-148
  • 王勤学,大坪国順,一ノ瀬俊明 (2000) 中国における食糧の需要バランスに関する研究. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 16-21
  • 一ノ瀬俊明,王勤学,大坪国順 (2000) 食糧需要関係及び経済力格差にもとづく中国国内食糧輸送モデルの構築. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 22-28
  • 王勤学,大坪国順 (2000) 自然条件からみた中国の潜在耕地の分布. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 29-35
  • 王勤学,大坪国順,氷見山幸夫*(*北海道教育大) (2000) 中国東北地域における農業的土地利用変化と社会経済因子との関係. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 109-113
  • Qinxue WANG,Kuninori OTSUBO,Yukio HIMIYAMA*(*Hokkaido Univ.) (2000) Relationship between Agricultural Land-use Change and Socioeconomic Factors in North-East China. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 114-119
  • 大坪国順,王勤学 (2000) 1999年中国華北平原土地利用調査. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 236-241
  • 大坪国順,王勤学,劉昌明*(*北京師範大) (2000) 黄河下流における断流と塩類化の問題. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 242-248
  • 王勤学,大坪国順 (2000) 砂塵あらしの増加と中国土地利用変化. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 253-259
  • 王勤学,大坪国順 (2000) GISによる中国北部・東北部の土地潜在生産性の評価. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 261-267
  • Qinxue WANG,Kuninori OTSUBO (2000) Estimation of Potential Land Productivity in North and Northeast China. LU/GECプロジェクト報告書国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I042-2000, 268-275
  • 氷見山幸夫*1,王勤学*2(*1北海道教育大,*2エコ・フロンティア・フェロー) (1999) 1998年中国東北平原南部地域土地利用調査. LU/GECプロジェクト報告書V−中国における土地利用変化のメカニズムとその影響に関する研究−国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I038-'99, 72-77
  • Qinxue WANG*,Yukio HIMIYAMA*(*Visiting Scholar,*Hokkaido Univ.) (1999) Digital Map Set Available for the Estimate of Potential Land Productivity in North-East China. LU/GECプロジェクト報告書V−中国における土地利用変化のメカニズムとその影響に関する研究−国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I038-'99, 153-157
  • 王勤学*,氷見山幸夫*(*エコ・フロンティア・フェロ−,*北海道大) (1999) 土地生産性モデル及びデジタル地図セットの構築−中国北部・東北部地域を事例として−. LU/GECプロジェクト報告書V−中国における土地利用変化のメカニズムとその影響に関する研究−国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I038-'99, 158-162
  • 王勤学*,氷見山幸夫*(*エコ・フロンティア・フェロ−,*北海道大) (1999) LUIS-C Are View 版. LU/GECプロジェクト報告書V−中国における土地利用変化のメカニズムとその影響に関する研究−国立環境研究所地球環境研究センター報告CGER-I038-'99, 163-167
  • 王勤学 (2014) 長江流域における汚濁負荷発生量の空間分布変動に関する研究, 国立環境研究所ニュース, (5), 6-8
  • 王勤学 (2008) 東アジアにおける持続可能な水環境管理手法の開発-中核プロジェクト「東アジアの水・物質循環評価システムの開発」の概要-, 国立環境研究所ニュース, (2), 3-6
  • 王勤学 (2006) アジア水環境研究の新しい展開へ向けて−長江水利委員会との新たな共同研究の開始−, 国立環境研究所ニュース, (3), 10-11
  • 王勤学 (2005) 衛星と地上モニタリング及びモデルによる陸域生態系の水・物質循環機能シミュレーション, 国立環境研究所ニュース, (4), 3-7
委員会活動
  • 2017年度 : 非常勤講師(環境学持論・国際環境持論) (立正大学経済学研究科)
  • 2016年度 : 客員研究員 (中央大学研究開発機構)
  • 2016年度 : 非常勤講師(環境学持論・地域環境持論) (立正大学地球環境科学部)
  • 2015年度 : 客員研究員 (中央大学研究開発機構)
  • 2015年度 : 日本学術会議委員 (内閣府 日本学術会議事務局)
  • 2015年度 : 非常勤講師(環境学持論、地域環境持論) (立正大学経済学研究科)
  • 2014年度 : 非常勤講師(環境学持論・地域環境持論) (立正大学経済学研究科)
  • 2013年度 : 学位請求論文審査委員会委員(副査) (立正大学大学院経済学研究科)
  • 2013年度 : 非常勤講師(環境学持論・地域環境持論) (立正大学大学院経済学研究科・経済学部)
  • 2010年度 : 招へい教員(環境問題への挑戦?) (名古屋大学大学院環境学研究科)
  • 2009年度 : 非常勤講師(環境科学、環境学特論) (立正大学大学院経済学研究科・経済学部)