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都市・流域圏環境モニタリング及び環境情報基盤整備に関する研究(平成 17年度)
The study on Environmental Monitoring and Environmental Database in urban and basin scale

予算区分
BD 環境-環境技術
研究課題コード
0505BD914
開始/終了年度
2005~2005年
キーワード(日本語)
流域, 東京湾, 環境モニタリング, 環境情報基盤
キーワード(英語)
Basin, Tokyo Bay, Environmental Monitoring, Enbironmental Database

研究概要

流域圏を構成する都市,農地,自然地,水域の4つのエリアについて,GISを用いて,自然環境資源,土地利用,社会経済活動等のデータを統合的にデジタルデータベース化を行い,流域圏の政策操作による評価に資する情報基盤の整備する.

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

合流式下水道に起因する越流負荷量の長期・短期的推計モデルに関する研究/東京湾の面的水質モニタリング研究/干潟の浄化機能の調査研究/流入負荷の削減型技術に関する研究

今年度の研究概要

合流式下水道を介して東京湾に流出する負荷量の推計を行うために,都区部全域を対象とした長期汚濁負荷流出シミュレーションを実施し,長期・短期における越流負荷量の推計を行う.東京湾の面的名水質モニタリング調査および干潟の浄化機能についての調査を行う.また東京湾の浄化機能の向上のための人工干潟造成の効果を評価するため,土砂供給や底泥の粒度分布等の東京湾における底生生物生息適正条件の抽出を行い,移入種を含めた二枚貝の種ごとの生息域拡大について環境容量推定を基に,東京湾における浅海域生態系再生の可能性を検討する.流入負荷削減として,低有機濃度,低温度排水に対する創エネルギー型廃水処理の適用可能性をラボスケール実験および都市下水を対象としたセミパイロットスケールにより評価する.

備考

研究課題名:平成17年度環境技術開発等推進費(都市流域圏における自然共生型水・物質循環の再生と生態系評価技術開発に関する研究)代表者名:渡辺正孝(慶應義塾大学環境情報学部)の一部として実施。

課題代表者

木幡 邦男

担当者