- 予算区分
- KZ その他公募
- 研究課題コード
- 0912KZ001
- 開始/終了年度
- 2009~2012年
- キーワード(日本語)
- 蒸発散量,アルゴリズム,衛星データ
- キーワード(英語)
- Evapotranspiration, Algorithm, Sattellite Data
研究概要
GCOM-C1に搭載するSGLI の可視バンド、近赤外線バンド及び熱赤外線バンドのデータを用いて、地表面の蒸発散量(ET)を推定するアルゴリズムを開発することである。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
地表面の熱収支理論を基いて、地上観測データを依存しない新たなリモートセンシング蒸発散モデルを開発する。このモデルは地表面の空力特性を考慮したにもかかわらず、地上観測データを使わない。このモデルをベースにアルゴリズムを開発し、GCOM-C1に搭載するSGLI の可視バンド、近赤外線バンド及び熱赤外線バンドのデータを用いて、地表面蒸発散量(ET)のプロダクトを作成する。
今年度の研究概要
今年度では、まず、地上観測データを用いて、これまでに開発した蒸発散モデルの更なる検証を行い、SGLIの波長バンドや解像度等を考慮した蒸散量推定アルゴリズムの改良を図る。また、これまでのアルゴリズム開発・検証の成果を踏まえ、Algorithm Theoretical Basic Document (ATBD)改善版およびプログラムを作成する。最後に、作成したプログラムを用いて蒸発散分布図の作成を行う。
外部との連携
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 地球観測研究センター(EORC)
- 関連する研究課題
- 0 : 地域環境研究分野における研究課題
課題代表者
王 勤学
- 地域環境保全領域
- 特命研究員
- 地球環境学 博士
- 地理学,地学,農学