国環研ニュース 13巻
国立環境研究所ニュース13巻6号 平成7年(1995年)2月発行
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小さな実践の積み重ねの大切さ全国公害研協議会会長
東京都環境科学研究所所長
土屋 隆夫 - 環境健康研究への夢 −部長就任のご挨拶に代えて−遠山 千春
- 所内研究発表会報告
- 砂漠化と人間活動の相互影響評価に関する研究宮崎 忠国
- "Chemical Composition of the Winter Precipitations at Mt. Zaoh − Indication of the Transport of Soil Particles from the Asian Continent to Japan" Masahiro Utiyama, Motoyuki Mizuochi, Katsutoshi Yano and Tsutomu Fukuyama : Journal of Aerosol Research, Japan 7(1), 44-53 (1992).福山 力
- “Growth and grazing of a heterotrophic dino-flagellate, Gyrodinium dominans, feeding on a red tide flagellate, Chattonella antiqua" Yasuo Nakamura, Yuichiro Yamazaki and Juro Hiromi: Marine Ecology Progress Series, 82,275-279 (1992)中村 泰男
- 平成7年度地方公共団体公害研究機関と国立環境研究所との共同研究課題について高橋 慎司
- 培養細胞を用いた化学物質の評価の試み −基礎細胞毒性値の評価指標としての有用性−国本 学
- 平成7年度国立環境研究所予算案の概要について立川 裕隆
- 主要人事異動
- 編集後記
国立環境研究所ニュース13巻5号 平成6年(1994年)12月発行
- 国立環境研究所に期待すること国務大臣環境庁長官 地球環境問題担当 宮下創平
- “持続可能な発展”はパラダイム・シフト?後藤 典弘
- ピグマリオン効果大橋 敏行
- "The Structure of a local population and dispersal pattern in the Styan's Grassh opper Warbler, Locustella pleskei." Hisashi Nagata: Ecological Research, 8,1-9.(1994)永田 尚志
- Biological Effects of Diesel Exhaust Particles. I. In Vitro Production of Super oxide and In Vivo Toxicity in Mouse. Masaru Sagai, Hiroki Saito, Takamichi Ichinose, Masahiko Kodama & Yoki Mori, Free Radical Biol. Med., 14, 37-47 (1993)嵯峨井 勝
- 「唐辛子とにんにくのハーモニー」水落 元之
- 船底防汚塗料・有機スズによる海洋汚染と腹足類(巻貝)のインポセックス堀口 敏宏
- 赤外線水分計を用いた岩石の水分飽和度の推定木村 強
- 表彰・主要人事異動
- 編集後記
国立環境研究所ニュース13巻4号 平成6年(1994年)10月発行
- 環境基本計画と環境研究主任研究企画官 奥村 知一
- 大気系研究部の近況−がんばれ部長さん鷲田 伸明
- 社会的存在としての環境大井 紘
- 開発途上国における大気汚染による健康影響の研究安藤 満
- 「有害廃棄物特別研究」の開始に当たって植弘 崇嗣
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オゾン−オレフィン反応と植物枯死に関する3つの論文
1."Reactions of Criegee Intermediates in the Gas Phase" Shiro Hatakeyama and Hajime Akimoto, Ressearch on Chemical Intermediates, 20, 503-524 (1994).
2."Production of Hydrogen Peroxide and Organic Hydroperoxides in the Reactions of Ozone with Natural Hydrocarbons in Air" Shiro Hatakeyama, Haiping Lai, Shidong Gao, and Kentaro Murano, Chemical Letters, 1287-1290 (1993)
3."ミストチャンバーによる気相ヒドロペルオキシドの捕集” 畠山史郎,頼海萍,高世東,村野健太郎,日本化学会誌,998-1000 (1993)畠山 史郎 -
ラジカルの新しい検出法:リチウムイオンの付加反応の利用
1."Mass spectrometric detection of neutral radicals in a CH4 microwave discharge by use of Li+ ion attachment techniques": Toshihiro Fujii and Ken-ichi Syouji, Journal of Applied Physics, 74, 3009-3012 (1993)
2."Production of large O-containing neutral hydrocarbon species by a CH4-O2 microwave discharge": Toshihiro Fujii and Ken-ichi Syouji,Physical Review E, 49, 657-662 (1994)藤井 敏博 - 中国雲南省におけるマラリアの疫学調査小野 雅司
- 鹿の住む研究所にて高藪 縁
- 新刊・近刊紹介
- 主要人事異動
- 編集後記
国立環境研究所ニュース13巻3号 平成6年(1994年)8月発行
- 有限地球観と地球科学石井吉徳
- 創立20周年記念式典を挙行田中瑞穂
- 20周年記念特別研究発表会報告森田 昌敏
- 海産円石藻による物質循環と凝結核形成渡辺 正孝
- 地下水中における硝酸性窒素の起源に関する研究平田 健正
- 故高橋弘氏を偲ぶ内藤 正明
- “Enhanced tolerance to photooxidative stress of transgenic Nicotiana tobacum with high chloroplastic glutathione reductase activity” Mitsuko Aono, Akihiro Kubo, Hikaru Saji, Kiyoshi Tanaka and Noriaki Kondo: Plant and Cell Physiology,34(1),129-135,(1993)青野 光子
- 波照間−地球環境モニタリングステーションにおけるエアロゾルとオゾンの測定内山 政弘
- 自由連想法とクラスター分析による水辺に対する住民意識の研究須賀伸介,大井 紘,原沢英夫:土木学会論文集,No.458/IV-18, 91-100(1993年)
- 新刊・近刊紹介
- 主要人事異動
- 編集後記
国立環境研究所ニュース13巻2号 平成6年(1994年)6月発行
- 新しい課題(地球環境変化)に対応するために所長 鈴木継美
- 退任に際して − 基礎研究のすすめ −前環境健康部長 三浦 卓
- 研究生活を振り返って前環境健康部上席研究官 太田庸起子
- 環境負荷の構造変化から見た都市の水質問題の把握とその対応策に関する研究稲森 悠平
- 微小試料中の元素の存在量および同位体比の精密測定法の開発と応用柴田 康行
- "Thermal decomposition of tetrachloroethylene" Akio Yasuhara Chemosphere, 26, 1507-1512 (1993)安原 昭夫
- "Dynamics and energy balance of the Hadleycirculation and the tropical precipitation zones: Significance of the distribution of evaporation." Atusi Numaguti:Journal Atmospheric Science, 50, 1874-1887.(1993)沼口 敦
- 森林の小さな生物の消長 − 倒木上の植生遷移 −清水 英幸
- 河床付着生物膜による栄養塩の一時貯留・変換機能井上 隆信
- 国際環境協力への期待 −タイ環境研究研修センターにおける経験−中島 興基
- 新刊・近刊紹介
- 編集後記
国立環境研究所ニュース13巻1号 平成6年(1994年)4月発行
- 研究組織とはどんな組織か人事院人事官、前所長 市川惇信
- 環境科学と行政前環境情報センター長 山中 芳夫
- 平成6年度国立環境研究所予算案の概要について立川 裕隆
- アジア太平洋地域における温暖化対策の研究森田 恒幸
- “Zooplankton community responses to chemical stressors: A comparison of results from acidification and pesticide contamination research” Karl E. Havens and Takayuki Hanazato: Environmental Pollution, 82, 277-288 (1993)花里 孝幸
- 地球環境問題における国家の態度はどのように決まるのだろう?川島 康子
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春を待つチェサピーク湾のほとりから野原 精一
野原 恵子 - 第9回全国環境・公害研究所交流シンポジウム平田 健正
- 「第13回地方公害研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」報告光本 茂記
- 国立環境研究所設立20周年記念行事
- 国立環境研究所環境情報ネットワーク(EI−NET)小山 悟
- 表彰・主要人事異動
- 編集後記