2017年5月17日
環境GIS「有害大気汚染物質調査結果」に2015年度データを追加しました
「有害大気汚染物質」とは、長期間継続的な曝露を受けると人の健康を損なうおそれのある化学物質で、大気汚染防止法に基づいて調査や対策が実施されています。
現時点では234種類の物質が有害大気汚染物質であるとされていますが、そのうち健康リスクがある程度高いと考えられる21種類の物質については、環境省や都道府県などにより全国約400地点で大気中濃度が定期的に測定され、その測定結果が毎年公表されています。
弊所「環境GIS・有害大気汚染物質調査結果」は、環境省が公表している年度ごとの測定結果を地図上に表示して閲覧できるページです。このたび、2015年度の測定データを新たに追加しましたので、ぜひご利用ください。
なお、対象の21物質は以下の通りです。
測定対象物質
環境基準が設定されている物質
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
指針値が設定されている物質
アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、1,3-ブタジエン、マンガン及びその化合物
その他の物質
アセトアルデヒド、塩化メチル、クロム及びその化合物、酸化エチレン、トルエン、ベリリウム及びその化合物、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド
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