2008年12月26日
環境リスク研究プログラム(中間報告)
平成18〜19年度
国立環境研究所特別研究報告 SR-84-2008
本報告書は,平成18~22年度の5ヵ年の予定で実施されている重点研究プログラム-環境リスク研究プログラムの平成18~19年度,前期2年間の研究成果を取りまとめたものです。環境リスク研究プログラムは,環境リスク研究センターを実施主体とし,人の健康や生態系に及ぼす有害な影響を,実態に即した調査または実験に基づいて解明することにより,環境リスクとして体系的に評価する手法を見いだし,人の健康と生態系に及ぼす環境からの悪影響の未然防止に貢献していくことを目指しています。本報告書は,(1)化学物質の曝露評価手法,高感受性要因,ナノ粒子及び生態影響評価手法に関する4つの中核研究プロジェクトを中心に,(2)環境政策における活用を視野に入れた基盤的な調査研究の7課題,(3)知的基盤として整備された3つのデータベースの成果を紹介しています。生態毒性予測システム「KATE」,多媒体動態モデルG-CIEMSやデータベース等の成果物は,実際に環境リスク研究センターのホームページからダウンロードや閲覧が可能です。
(環境リスク研究センター 白石寛明)
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