
気候変動枠組条約第18回締約国会議及び京都議定書第8回締約国会合(COP18/CMP8)におけるサイドイベント開催・ブース展示について(お知らせ)【終了しました】
(筑波研究学園都市記者会、_環境省記者クラブ同時配付)
独立行政法人国立環境研究所(029-850-内線番号)
社会環境システム研究センター
フェロー 甲斐沼美紀子(2422)
主任研究員 藤野 純一(2504)
企画部国際室長 清水 英幸(2434)
独立行政法人国立環境研究所は、マレーシア工科大学(UTM)との共催で、気候変動枠組条約第18回締約国会議及び京都議定書第8回締約国会合(COP18 /CMP8)(2012年11月26日〜12月7日、カタール・ドーハ)において、「低炭素アジア実現に向けて:科学と政策を橋渡しするモデルの役割」と題するサイドイベントを開催します。
アジアは、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を半減させる具体的なアクションを実現する際に、大きな鍵を握っています。本サイドイベントでは、「低炭素アジアに向けた10の方策」と「マレーシア・イスカンダル開発地域の2025年に向けた低炭素社会ブループリント(実行計画)」をCOP18/CMP8の場で初めて公表し、国際的に活躍している研究者や政策決定者らを交えた議論を行います。
また、COP18/CMP8会場内の展示ブースエリア内では、アジア低炭素社会実現へ向けたシナリオ、全球気候モデルMIROC5を用いた将来の気候シミュレーションの結果、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による最新の温室効果ガスモニタリング等、地球温暖化研究等の幅広い環境研究の取り組み状況とその成果を紹介します。
1.サイドイベント「低炭素アジア実現に向けて:科学と政策を橋渡しするモデルの役割」の概要
日時: 2012年11月30日(金)11:30 〜13:00
場所: Qatar National Convention Centre会場内 Room 6
主催: 独立行政法人国立環境研究所(NIES)、マレーシア工科大学(UTM)
内容: これまでにアジア太平洋統合評価モデル(AIM)を用いて開発してきた低炭素社会実現に向けたシナリオとロードマップの構築手法に基づき、低炭素アジアに向けた10の方策およびマレーシア・イスカンダル開発地域の2025年に向けた低炭素社会ブループリントについて、最新の研究成果を報告します。また、行政実施機関を交えて、低炭素アジア実現に向けた科学と政策を橋渡しするモデルの役割について議論を深めます。
・プログラム(英語)
2.独立行政法人国立環境研究所ブース展示の概要
日時: 2012年11月26日(月)〜12月7日(金)
場所: COP18/CMP8サイドイベント・展示ブースエリア内(カタール国家会議場)
内容: 独立行政法人国立環境研究所における、地球温暖化・気候変動研究等の幅広い環境研究についての取り組み状況とその成果を世界に向けて発信します。 ブースでは、アジア太平洋統合評価モデル(AIM)を用いたアジア低炭素社会構築のためのシナリオや、全球気候モデルMIROC5を用いた将来の気候シミュレーションの結果、さらに、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を含む最新の温室効果ガスモニタリング等の展示を行います。