報道発表
国立環境研究所の報道発表について掲載しています。
最新の報道発表
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2025年12月6日
気候変動の抑制に向けて:将来の温暖化とこれから排出できる二酸化炭素量の予測信頼性を高める国立環境研究所の研究グループ(以下「当研究グループ」という)は、最先端の地球システムモデルによる長期予測を分析し、世界気平均の気温上昇を2℃あるいは1.5℃に抑えるために、これから排出できる二酸化炭素排出量の予測信頼性を高める研究を行いました。
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2025年12月4日
小児の尿中有機リン系殺虫剤代謝物濃度は 血中コレステロール濃度高値と関連する -有機リン系殺虫剤が肝臓の脂質代謝を変化させる可能性を示唆-東京科学大学(Science Tokyo)大学院医歯学総合研究科 腎臓内科学分野の森本靖久大学院生(国立環境研究所研究生)、菊池寛昭助教、国立環境研究所 環境リスク・健康領域エコチル調査コアセンターの中山祥嗣次長らの研究チームは、米国の6~11歳の小児385名を対象に、尿中有機リン系殺虫剤(用語1)代謝物(DAP)濃度と脂質異常症(用語2)との関連を解析しました。
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2025年12月3日
航空機による大気観測プロジェクト「CONTRAIL」を次世代機へ継承 ~ボーイング787-9型機による大気観測を開始~日本航空株式会社(以下「JAL」)、公益財団法人JAL財団(以下「JAL財団」)、気象庁気象研究所(以下「気象研究所」)、国立研究開発法人国立環境研究所(以下「国立環境研究所」)、株式会社ジャムコ(以下「ジャムコ」)の5者は、「航空機による大気観測プロジェクト CONTRAIL(*1)」(以下、「CONTRAILプロジェクト」)として、2025年12月4日からは新たにボーイング787-9型機による大気観測を開始します。
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2025年11月20日自治体における一般廃棄物処理の将来計画を支援する未来シミュレーターを公開国立環境研究所 資源循環領域の研究グループは、一般廃棄物の排出・資源化・処理状況についての現在および将来の推計データを搭載した新たなツールとして、自治体における今後の処理や施設整備の検討を支援する「一般廃棄物未来シミュレーター」(以下、「未来シミュレーター」)を公開しました。
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2025年11月18日生物の進化を島が支える-シマクイナが明かす、日本列島が大陸集団の存続を支える仕組み-国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、北海道大学、国立研究開発法人国立環境研究所、千葉県立中央博物館を含む国際研究グループは、ユーラシア大陸東部と日本の湿地に生息する絶滅危惧種・シマクイナ*1の進化の歴史を解明し、日本列島の集団が大陸の集団の進化に重要な役割を果たしたことを明らかにしました。


