2017年8月17日
福島県三島町と国立研究開発法人国立環境研究所との連携・協力に関する
基本協定の締結について
(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、福島県県政記者クラブ同時配付)
平成29年8月17日(木)
国立研究開発法人国立環境研究所
福島支部 地域環境創生研究室
室長:大場 真
研究員:戸川 卓哉
研究員:中村 省吾
国立研究開発法人国立環境研究所
福島支部 地域環境創生研究室
室長:大場 真
研究員:戸川 卓哉
研究員:中村 省吾
福島県三島町及び国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所という。)は、三島町における地域資源の活用による環境と調和したまちづくりに関する研究を推進するとともに、その成果の活用を図る連携・協力について基本協定を締結いたします。
本協定の下、三島町と国立環境研究所は、①互いの情報、資源、研究成果等の活用、②環境分野における人材育成、③研究成果等の地域への還元及び普及啓発、について連携・協力を促進します。
本協定の下、三島町と国立環境研究所は、①互いの情報、資源、研究成果等の活用、②環境分野における人材育成、③研究成果等の地域への還元及び普及啓発、について連携・協力を促進します。
1.経緯
国立環境研究所福島支部では、環境創生研究プログラムの一環として、平成28年度より福島県三島町において、地域資源を活かした地域環境創生について調査研究を始めています。具体的には木質バイオマスを含む地域資源を利活用する地域振興計画の調査研究や、ICTシステムを活用した地域の見える化・コミュニティ支援システムに関する調査研究のために、自治体担当者や町内関係者へのヒアリング調査やモニタリングなどを実施してきました。
今般、両機関が連携・協力に関する基本協定を交わし、その枠組みの下で、こうした取組の一層の推進・発展を図ることとしたものです。
2.基本協定の内容
(1)目的
地域資源の活用による再生可能エネルギーの導入・普及をはじめとした環境分野における互いの活動に関し、相互の協力関係を深めつつ、三島町における環境と調和した持続可能な暮らしと産業の実現に資することを目的とします。
(2)連携・協力内容
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1.互いの情報、資源、研究成果等の活用に関すること
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2.環境分野、再生可能エネルギー分野における人材育成に関すること
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3.研究成果等の地域への還元及び普及啓発に関すること
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4.その他、目的達成のために必要な事項
(3)期間
平成29年8月23日から平成32年3月31日まで
3.基本協定締結に関する合意文書署名式
基本協定締結に当たって、以下のとおり合意文書署名式を行います。
(1) 日時:
平成29年8月23日(水) 11:00~12:00
(2) 場所:
三島町役場となり 三島町町民センター2階 視聴覚室 (福島県大沼郡三島町大字宮下字宮下350)
(3) 出席者:
福島県三島町:
矢澤 源成(やざわ げんせい)町長ほか
国立研究開発法人国立環境研究所:
原澤 英夫(はらさわ ひでお)理事ほか
4.今後の取組
今後は、両機関で具体的な協力内容を検討し、以下のようなテーマの調査・研究を進めていく予定です。
(1)木質バイオマス等の地域資源を利活用する地域振興計画の調査・研究
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林業の効率化・高度化
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環境価値も考慮した木製品の高付加価値化
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バイオマス利活用
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炭素ストックの将来予測
(2)ICTシステムを活用した地域見える化・コミュニティ支援システムに関する調査・研究
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環境とエネルギーのモニタリング
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地域コミュニティ
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スマートコミュニティ
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気候変動や災害に対するレジリエンス、脆弱性の評価
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