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2024年11月19日

受賞のお知らせ~
中島 謙一 上級主幹研究員が日本LCA学会より国際連携賞(Excellent International Collaboration Award)を受賞

概要

受賞者氏名: 中島 謙一(資源循環領域)
賞の名称:  国際連携賞(Excellent International Collaboration Award)
授賞機関:  日本LCA学会
受賞年月日: 2024年11月6日
受賞対象:  水銀に関する水俣条約の有効性評価に資するグローバルシナリオモデルの開発(Global scenario modelling for effectiveness evaluation of the Minamata Convention on Mercury)

日本LCA学会 松野 泰也 会長から賞状と記念盾を授与される中島 謙一 上級主幹研究員(写真右)

ひとこと

国際連携賞(Excellent International Collaboration Award)は、LCAを中心とするライフサイクル的思考の分野において、優れた国際連携を通じてLCAの活用・普及に主体的に貢献した者及びその連携者を表彰する賞です。2023年度に設立された新しい賞であり、第1回の受賞対象となったことを含めて非常に光栄に感じています。2022年3月には、水俣条約第4回締約国会議において「水銀の違法貿易への対処に関するバリ宣言」が作成・表明されました。国際連携が強く求められるなか、EcoBalance2022において国際セミナー「Mercury Legacy in Artisanal and Small-Scale Gold Mining」(2022年10月30日)を開催し、ASGMに係る水銀問題に関する研究成果の発信と共に、国際連携を深めたことなどが表彰に至った経緯と聞いています。表彰の対象は、私と共に連携者であるJacopo Seccatore氏(Professor, Catholic University of the North, Chile)、Tatiane Marin氏(Professor, Technical University Federico Santa Maria, Chile)、Eisaku Toda氏(Secretariat of the Minamata Convention on Mercury, UNEP)、そして、Marcello M. Veiga氏(Professor Emeritus, University of British Columbia, Canada)です。また、受賞に際して、上記セミナーの協力者である程 英超氏(助教、山口大学)、光斎 翔貴氏(准教授、立命館大学)および議論に加わって頂いた関係者の皆さまに感謝を申し上げます。今後も分野の活性化、国際連携の強化に尽力していきたいと思います。