北海道根室市落石小学校と沖縄県竹富町波照間小中学校のインターネットビデオ通話による交流会の開催について(日本の南北にある温室効果ガス観測地点の地元小学校の交流の実現)【終了しました】
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付 )
独立行政法人国立環境研究所
地球環境研究センター
大気・海洋モニタリング推進室
室長:町田 敏暢(029-850-2525)
地球環境研究センター
主幹 :福澤 謙二(029-850-2781)
国立環境研究所地球環境研究センターは、北海道根室市落石と沖縄県八重山郡竹富町波照間の2カ所に地球環境モニタリングステーションを設置し、二酸化炭素、メタン等の温室効果ガスやその関連物質等のモニタリングを約20年前から行っています。また当センターでは、北海道根室振興局及び根室市と協力して地元の小学校5,6年生に対して地球温暖化対策に関する環境学習会(エコスクール)を行っています。
本年は、この機会を捉えてステーションの地元である落石小学校(校長:長谷川恵美子)ともう一つのステーションの地元である波照間小中学校(校長:比嘉達)との間をビデオ通話で接続し、両校の5,6年生の児童による交流会を行う予定です。
落石小学校と波照間小中学校は、それぞれ日本のほぼ東端、南端に位置する全校生徒数が数十人規模の小さな学校ですが、地球環境観測という重要な共通テーマをきっかけに交流が実現することとなりました。
国立環境研究所は、今後とも地球環境の観測やこれに関連する環境教育に貢献していく所存です。
エコスクール概要
1.日時
平成25年7月4日(木)
学習会・・・9:30~10:20(うち交流会は9:50~10:20)
地球環境モニタリングステーション落石岬見学会・・・10:25~12:10
2.交流を実施する小学校
○根室市立落石小学校(北海道根室市落石東135番地2)
○竹富町立波照間小中学校(沖縄県八重山郡竹富町波照間54番地)
(両校間の直線距離は約2,915km)
3.交流方法及び内容
インターネットによるビデオ通話(約30分間)
(1)小学生(5,6年生)による双方の地域環境及び学校の紹介(10分×2)
(2)小学生(5,6年生)による双方の地域環境及び学校に関するクイズ(10分)
4.その他
落石小学校で開催される「エコスクール」では、交流会の他に地元の地球温暖化防止活動推進員による講義などが行われます。
参考
落石岬ステーションと波照間ステーションの位置関係(両者の距離は約2,915km)
※ 両ステーションでの測定項目等の詳細につきましては、地球環境研究センターのホームページをご参照ください