受賞のお知らせ~
牧 誠也 主任研究員らがInternational Conference on Planetary Actions for SustainabilityよりBest Paper Awardを受賞
概要
受賞者氏名: 牧 誠也 (社会システム領域), 大西 悟 (福島地域協働研究拠点), 藤井 実 (社会システム領域)
賞の名称: Best Paper Award
授賞機関: International Conference on Planetary Actions for Sustainability 2025
受賞年月日: 2025年11月3日
受賞対象: Cost and Environment evaluation of National wide level waste transportation and Waste to Steam to Industrial Complex system for Life-Cycle Carbon Neutral
ひとこと
この度は、International Conference on Planetary Actions for Sustainability 2025という国際学会において、Best Paper Awardを賜り、心より感謝申し上げます。 本発表は、一般廃棄物を焼却する際に発生する熱をコンビナートなど大規模な熱需要地で蒸気として利用することを検討するための分析を行った研究です。 近年、化学コンビナート等の大規模な熱需要をもつ産業団地近隣に大規模な焼却炉を建設し、工場への大規模な蒸気供給(Waste to Steam)をすることを中心とし、再生エネルギー利用などを取り込み国レベルでの廃棄物の有効利用と産業との連携によるトータルでのカーボンニュートラルを行うLCCN(Life cycle carbon neutral)が提唱されるようになっています。 このLCCNを実現させるための分析を行いました。このような大型のプロジェクトでは価値感の異なる多くの利害関係者を内包しています。そのため、CO2排出量と費用を評価項目とする多目的最適化を用いて、各処理施設からコンビナートへの輸送経路の検討を数理的に行いました。 その結果、どのような価値観でもLCCNの実現によりCO2排出量と費用ともに削減でき、廃棄物輸送の計画は多数検討できることが確認できました。 本件をもとに、廃棄物分野全体でのカーボンニュートラルの実現に貢献する研究進めてまいりたいと思います。


