受賞のお知らせ~
TIN-TIN-WIN-SHWE シニア研究員が日本毒性学会よりファイザー賞を受賞
概要
受賞者氏名: TIN-TIN-WIN-SHWE(環境リスク・健康領域)
賞の名称: ファイザー賞
授賞機関: 日本毒性学会 高被引用度論文賞
受賞年月日: 2024年7月4日
受賞対象: Environmental Cadmium Exposure Induces Kidney Tubular and Glomerular Dysfunction in the Myanmar Adults, The Journal of Toxicological Sciences, 46 (7), 309-328, 2021
ひとこと
私たちの論文が 2024年度において日本毒性学会により被引用回数が多い論文の一つに選ばれ、ファイザー賞を受賞したことを大変嬉しく思っております。ファイザー社および日本毒性学会の関係者の方々に私と共著者よりお礼を申し上げます。論文のタイトルは「ミャンマー成人における環境カドミウム曝露による腎尿細管および糸球体の機能障害」であり、その内容は環境中のヘビーメタル曝露が人の腎臓に影響を及ぼすことが貢献できるものだと考えられます。またこの研究は母国のミャンマーの研究者たちとの共同研究の成果でもあるのでミャンマーの若い研究者のモチベーションを上げることにもつながると思います。本研究は、ミャンマー保健スポーツ省医学研究局からの研究助成金(DMR External Grant 21/2019)、および国立環境研究所からの研究助成金(1818AC002)の支援を受けて実施したものです。興味を持って本論文を読んで下さった研究者の方々にお礼を申し上げます。ミャンマー・エーヤワディ県ニャウン・ドン郡タ・ジン・ヤエ・キョー村の村民の自発的な参加に深く感謝しています。今後もこのような立派な賞を頂けるように頑張りたいと思います。日本毒性学会とファイザー社の関係者に心より御礼申し上げます。