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2024年8月15日

受賞のお知らせ~
寺園 淳 上級主席研究員と吉田 綾 主任研究員がFraunhofer IZMよりImpact Award Academia (Electronics Goes Green 2024+)を受賞

概要

受賞者氏名: 寺園 淳、吉田 綾(資源循環領域)
賞の名称:  Impact Award Academia (Electronics Goes Green 2024+)
授賞機関:  Fraunhofer IZM(フラウンホーファー研究機構 信頼性・マイクロインテグレーション研究所)
受賞年月日: 2024年6月18日
受賞対象:  E-waste generation and material flow in Japan and other Asia,Electron.Goes Green 2008+, Proceedings, 857-862, 2008

ひとこと

本年6月にドイツで開催されたElectronics Goes Green 2024+において、Impact Award Academiaという栄誉ある賞を頂きました。Electronics Goes GreenはドイツのFraunhofer IZM(フラウンホーファー研究機構 信頼性・マイクロインテグレーション研究所)が主催してベルリンで4年に一度開催されてきた、電子機器と情報通信産業の持続可能性を推進するアカデミア・政策決定者・産業界が集う会議です。同会議ではImpact Awardが設けられ、過去の会議での発表者から、高い被引用率などの傑出した貢献をした人がアカデミア・政策決定者・産業界の各1名選出されました。寺園は2008年から今年まで(オンライン開催の2020年を含む)連続で出席し、2008年に吉田綾主任研究員とともに発表した「日本とアジアにおけるE-wasteの発生とマテリアルフロー」に対して、Impact Award Academiaが授与されました。思いがけないものでしたが、授賞者挨拶では本業績は重要で先駆的であり、被引用数の高い内容を同会議に発表した影響を評価頂きました。同時期にJournal of Material Cycles and Waste Managementに発表した論文なども含むと思われ、一緒に取り組んだアジアの仲間に心より感謝します。E-waste研究はフローや環境汚染から、電池(今回の発表内容)やプラスチック、製品設計や循環経済につながっています。今後とも研究を通じて電子機器の持続可能性に貢献したいと存じます。