約半世紀にわたる日本の
一般廃棄物の長期時系列データを公開
(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境省記者クラブ同時配付)
令和元年10月1日(火) 国立研究開発法人 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 室長 田崎 智宏 主任研究員 河井 紘輔 |
1.背景
日本の一般廃棄物処理実態調査は、1970年代から長年調査されてきた世界的にみても貴重な廃棄物統計データであり、その有効な活用が期待されます。国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センターでは、その調査結果をアーカイブデータとして整備してきました。
2.公開するデータ等の内容
整備してきた約半世紀(1971~2016年度)にわたる一般廃棄物処理実態調査のデータを、「一般廃棄物長期時系列データ閲覧システム」とともに公開します。本閲覧システムは、都道府県、市町村別に長期データの閲覧が可能であるだけでなく、人口規模別にデータを閲覧できるようにしたものです。初期設定(デフォルト)では、下記のデータの値ならびにそれらの一人一日あたりの値を表とグラフで閲覧できます。設定を行えば、4000以上ある下記以外のデータの閲覧も可能になります(ただし、災害廃棄物関係ならびに施設整備状況のデータについては、今回の公開対象には含まれていません)。

・ごみ総排出量
・ごみ総資源化量
・ごみ集団回収量
・ごみ最終処分量
・ごみ直接最終処分量
・ごみ経費(歳入)
・浄化槽人口
・し尿処理量
・し尿経費(歳入)
・廃棄物処理事業人員(市町村)
また、今回の公開に併せて、古い調査報告書等のアーカイブデータも公表しました。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
http://www-cycle.nies.go.jp/jp/db/file01/page01.html
3.問い合わせ先
国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター
e-mail: J-Waste-DB_info(末尾に@nies.go.jpをつけてください)