2016年11月24日
水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家 ワークショップの開催について(お知らせ)【終了しました】
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、水俣市記者クラブ同時配付)
平成28年11月24日(木) 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター センター長 :鈴木 規之 環境計測研究センター 研究員 :山川 茜 |
国立環境研究所は、米国NADP(米国環境保護庁大気沈着観測プログラム)と共同で、水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家ワークショップを開催します。本ワークショップは、水銀の大気連続観測技術について、アジアで初めて開催される本格的な専門家会合になります。 ワークショップの一部およびレセプションの取材(カメラ撮り)が可能です。 |
ワークショップの概要
「水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋地域専門家ワークショップ」
会場:水俣環境アカデミア
日付:11月29日(火)~12月1日(木) ワークショップ(水俣)
主催:国立環境研究所、米国環境保護庁大気沈着観測プログラム
参加者:
アジア太平洋地域(日本、米国、フィリピン、タイ、オーストラリア、韓国、台湾)で水銀自動連続観測装置を運用している機関の技術者、専門家
専門家ワークショップの目的:
大気中水銀の自動連続観測の操作および精度管理について、アジア太平洋地域における機関間での共有を図り、もって調和のとれた比較可能なデータ創出に資する。
概要:
本ワークショップは、アジア太平洋地域において、大気中水銀の自動連続観測にかかわる専門家のネットワークを構築する最初の試みとなる。モニタリング技術を共有することは、アジア太平洋地域において信頼できる比較可能なデータを得るために最も重要な基礎となる。
議題:
1.アジア太平洋地域におけるTekran社の水銀自動連続観測装置の運用状況を相互に報告する。特に現場での操作、データの処理、精度管理などに注目する。
2.米国AMNetによる自動品質管理プログラムを紹介する。
3.各機関で実施される標準作業手順書の英語版を集約し、類似点、相違点の考察を行う。
4.各機関のデータ解析結果について共有する。
5.今後の方向性を議論する。
連絡先
茨城県つくば市小野川16-2 国立研究開発法人国立環境研究所
環境計測研究センター 山川茜
電話 029-850-2507(直通) FAX 029-850-2920
電子メール yamakawa.akane@nies.go.jp
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