2025年5月28日
受賞のお知らせ~
山田 一夫 フェローがWM2025 Superior Paper Awardを受賞
概要
受賞者氏名: 山田 一夫(福島地域協働研究拠点)
賞の名称: WM2025 Superior Paper Award
授賞機関: Waste Management Symposia
受賞年月日: 2025年4月30日
受賞対象: Experimental and field study of changes over time in the conamination degree of concrete with radio-cesium, Proceedings of WM2025 Conference, 25150, 2025

山田 一夫 フェロー(写真左)と共著者の渋谷 和俊 氏(写真右)
ひとこと
東京電力福島第一原子力発電所事故による環境の放射性物質による汚染の研究を2012年から始めました。特にコンクリートの汚染解析を地道に続け、その後、多くの研究者と一緒に文科省英知事業でも2期研究できました。この国際会議は、放射性廃棄物処分に関わる産業界中心の2300人ほどが参加する大きな会合で、毎年、フェニックスで開催されます。2017年に日本特別セッションがあり、環境省依頼で参加し、環境回復のPDで登壇したのが初回。その後、コンクリートの汚染解析他を毎年報告し、2019, 23, 24, 25と計4回の受賞となりました。東電の廃炉事業の実務にも役立っていますし、SII-9として県外最終処分研究にも貢献しています。契約年限が許す限り、研究継続していきたいです。