生物多様性領域の坂本洋典主任研究員制作のしかけ絵本『このあな なんじゃ』が、「こども家庭庁こども家庭児童福祉文化財推薦作品」に選定されました
生物多様性領域の坂本洋典主任研究員がイラストレーターのみぞぐちともや氏と制作したしかけ絵本『このあな なんじゃ つちのなかのいきもの へん』が、『このあな なんじゃ』シリーズほか2巻と共に「令和5年度こども家庭庁こども家庭児童福祉文化財推薦作品*」に選定されました。
*こども家庭庁こども家庭審議会推薦児童福祉文化財・・・こどもの健全な育成に役立つとして、こども家庭庁こども家庭審議会において選定される絵本・児童書などの作品。
🕳️『このあな なんじゃ』の概要
「あな」をテーマに、未知の世界と出会う幼児向けの仕掛け絵本シリーズです。
干潟にあいた無数の「あな」。
身近な場所の地面の「あな」。
地層にのこされた「あな」や「あと」。
その中には、いったい何がすんでいる(た)ーーー?
日常ではなかなか出会うことのない不思議な生き物やその生態を、専門家たちが愛たっぷり、こだわりたっぷりに届けます。
巻末には登場した生き物の図鑑のほか、「干潟についてのやさしい解説」「いきものたちのすみかの減少」「生痕化石Q&A」などなど、読者の世界をさらに広げる情報が満載です。
「絵本でSDGs推進協会」からも推薦されました。
なんじゃなんじゃ、このあななんじゃ。
しかけを開くたびにおとずれる〈未知との遭遇〉を、子どももオトナもいっしょにお楽しみください!
<坂本 洋典主任研究員からのコメント>
第二巻【つちのなかのいきもの へん】の舞台は、(裏表紙の地図に描かれている)市街地の花だんや公園といった身近な場所です。慣れ親しんだ空間にも多様な「あな」と、それをつくった生き物が暮らしている驚きを、ワクワクする「しかけ」とともにいっぱい味わってください。さらに登場した「あな」を家の近くで実際に探してみましょう。イラストや図鑑には、あなと生き物を見つけられるようにたくさんのヒントをちりばめています。色々な生き物を見つける楽しみを通じて、生き物たちが暮らす環境と、その大切さをも実感して貰えると本当に嬉しいです。
本件詳細は、以下HPよりご覧ください。
