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2022年4月18日

IPCC第6次評価報告書 解説動画の紹介

2022年4月4日にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)・第6次評価報告書(AR6)・第3作業部会(WG3)の報告書が公表されました。昨年8月の第1作業部会(WG1)、今年2月の第2作業部会(WG2)の報告に引き続き、早急に対策が必要であることが、改めて示されました。

IPCC報告書には当研究所職員を含め、日本人研究者も数多くの貢献をしており、各作業部会の執筆者が政策決定者向け要約(SPM)を簡潔に解説した動画を作成しておりますので、まとめてご紹介します。

第1作業部会(自然科学的根拠)報告書:2021年8月9日発表

「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。」
AR6_WG1_SPM解説動画 (国立環境研究所・江守正多副領域長※動画公開時)

第2作業部会(影響・適応・脆弱性)報告書:2022年2月28日発表

「人為起源の気候変動は、極端現象の頻度と強度の増加を伴い、自然と人間に対して、広範囲にわたる悪影響と、それに関連した損失と損害を、自然の気候変動の範囲を超えて引き起こしている。」
AR6_WG2_SPM解説ウェブサイトおよび解説動画(国立環境研究所・肱岡靖明副センター長)

第3作業部会(気候変動の緩和)報告書:2022年4月4日発表

「我々は、温暖化を1.5℃に抑制する経路上にない。」
「今後数年間が正念場になる。」
AR6_WG3_SPM解説動画前編(GHG排出量の現状・緩和策の傾向・取組紹介)
(国立環境研究所・増井利彦領域長)
AR6_WG3_SPM解説動画後編(緩和対策の社会への実装手段の紹介)
(森林総合研究所・森田香菜子主任研究員)
AR6_WG3_SPM解説資料

最新の科学の知見をぜひ多くの皆さまにご覧いただけますと幸いです。