2014年4月30日
編集後記
学会参加のためにアメリカのフェニックスに行ってきました。会場は、とても大きいのですが、しっかり冷房が効いていて、歩きながらポスターなどを見ている分にはとても快適でした。ただ、じっと座って講演を聞いていると、とても寒かったです。会場内を観察していると、寒くなってきた人は、ジャケットやコートなどを着ていました。日本の感覚からすると、冷房を切るか、冷房の設定温度を上げればよい、と思うのですが、そういうことはしないようです。どうやら、汗をかかせないように冷房をガンガンかけることが、アメリカ流の「お・も・て・な・し」の心だそうです。汗かきの私はとても助かりました。が、ここに、アメリカの温室効果ガスに対するスタンスを垣間見た気がしました。それぞれの地域に根付いた文化や慣習の違いは、世界規模で環境問題を考える際に、避けては通れない障壁になっている、と、あらためて感じました。
(T.S.)
目次
- 炭素循環を観測する
- 民間の旅客機を活用した二酸化炭素濃度の観測
- 宇宙からの温室効果ガスの高精度観測 -『いぶき』(GOSAT)プロジェクトの現状-
- 地球規模炭素循環研究におけるトップダウンアプローチ、 ボトムアップアプローチ
- ハイパースペクトルカメラの利用について
-
「独立行政法人国立環境研究所 公開シンポジウム2014」
『低炭素社会に向けて~温室効果ガス削減の取り組みと私たちの未来~』
開催のお知らせ - 平成25年度の地方公共団体環境研究機関等と国立環境研究所との共同研究課題について
- 「第33回地方環境研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」報告
- 「第29回全国環境研究所交流シンポジウム」報告
-
「国立環境研究所『災害環境研究』報告交流会」
開催報告 - 新刊紹介
- 表彰
- 人事異動
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