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 本号では今年度より開始した「気候変動・大気質研究プログラム」の概要をご紹介しました。国立環境研究所では、これまで地上観測のほか船舶や航空機、さらに近年では観測衛星をも駆使して温室効果ガス収支に関する研究を行ってきました。こうした長年にわたる継続的な観測は、温室効果ガスの長期的な変動だけでなく、今回紹介した新型コロナウイルス感染症の感染拡大による社会・経済活動の制限がもたらした二酸化炭素排出量の減少など、突発的なイベントの影響までも解析を可能にします。一方で、長期的に質の高いデータを取り続けるためには、並々ならぬ労力が必要なことは容易に推測できます。観測に関わる多くの方々に感謝しつつ、この新規プログラムで得られるであろう、新たな大発見に期待しているところです。

(T.A.)

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