2018年8月31日
国立研究開発法人国立環境研究所 公開シンポジウム2018「水から考える環境のこれから」開催報告
【行事報告】
セミナー分科会事務局
国立環境研究所では、毎年6月の環境月間に合わせて公開シンポジウムを開催しています。
本年は、6月15日(金)神戸新聞 松方ホール(神戸市)において、また6月22日(金)にはメルパルクホール(東京都港区)において、公開シンポジウム2018「水から考える環境のこれから」を開催致しました。
神戸会場では224名、東京会場では698名の方々にお越し頂きました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
今回のシンポジウムでは、大気・陸域・海洋・生態系など様々な要素から成り立つ環境において、最も重要な要素の一つである「水」についての5件の講演及び「水」を含んだ様々な環境分野のポスター発表を通して最新の研究の一端をご紹介しました。質疑の時間には会場からも活発な意見を頂いたほか、終了後のアンケートでも、「国立環境研究所のシンポジウムで海洋の話を聞くのははじめてだったので興味深かった」「環境教育の重要性、必要性を考えさせられた」「研究に対する情熱を強く感じた」などのご意見をいただいております。
皆様からいただいた貴重なご意見は、今後の研究活動に大いに役立ててまいりたいと思っております。
講演
以下5件の講演を通して、当研究所の最新の研究動向や成果をご紹介致しました。
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講演 1 地球温暖化と「水」地球環境研究センター 塩竈 秀夫
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講演 2 遥かな尾瀬の水環境史 -湿原環境モニタリングと将来-生物・生態系環境研究センター 野原 精一
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講演 3 うみは宝もの -海底鉱物資源開発と海洋環境保全の両立に向けた取り組み-地域環境研究センター 越川 海
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講演 4 バイオエコ技術を活用した流域水環境修復とその新しい展開資源循環・廃棄物研究センター 徐 開欽
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講演 5 生きものが棲める水を還そう -生物を用いた水環境評価・管理-環境リスク・健康研究センター 渡部 春奈
ポスターセッション
当研究所の若手研究者らを中心に20件のポスター発表を行いました。最新の研究動向や成果をご紹介するとともに、来場者の皆様と直接意見交換を行いました。
資料等の公開
講演及びポスターセッションの発表資料については、当研究所のホームページにおいて公開していますので是非ご活用ください。http://www.nies.go.jp/event/sympo/2018/
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関連研究報告書
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