2015年8月31日
国立環境研究所公開シンポジウム 2015
「最新技術で迫る環境問題-テクノロジーで環境を読み解く-」開催報告
国立環境研究所セミナー委員会
東京会場
大阪会場
国立環境研究所では、毎年6月の環境月間に合わせて公開シンポジウムを開催しています。本年は、6月19日(金)メルパルクホール(東京都港区)において、また6月26日(金)には松下IMPホール(大阪市)において、公開シンポジウム2015「最新技術で迫る環境問題—テクノロジーで環境を読み解く—」を開催いたしました。東京会場では435名、大阪会場では253名の方々にお越しいただきました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
今回のシンポジウムでは、現在明らかになりつつある身近な問題から地球規模の問題に対して、最新の科学的手法や技術(テクノロジー)を適応しつつ、問題や現象の把握、モデル化、解決への提案などの研究について、来場者の方々にわかりやすくご報告いたしました。
おかげさまで講演会、ポスターセッションとも活発で有意義な意見交換を行うことができました。皆様からいただいた貴重なご意見は、今後の研究活動に大いに役立ててまいりたいと思っております。まことにありがとうございました。
講演の部
当研究所の調査・研究の進捗状況や得られた成果を中心に、以下の5件の講演を行いました。
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講演1.「湖水から読み取る生き物情報 -環境DNA とその解析技術-」生物・生態系環境研究センター 今藤夏子
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講演2. 「ヒ素で呼吸する微生物 -土壌浄化技術への応用を目指して-」地域環境研究センター 山村茂樹
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講演3.「有害化学物質と心の発達 -心の萌芽への影響を評価する-」環境健康研究センター 前川文彦
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講演4.「カメラがとらえた摩周湖の底 センサーがとらえた摩周湖の水」環境計測研究センター 田中 敦
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講演5.「多媒体モデルを用いて放射性物質の動きを予測する」環境リスク研究センター 今泉圭隆
ポスターセッション
ポスターセッションの様子
講演の前後にポスターセッションの時間を設けました。当研究所が取り組んでいます環境研究の最新の成果19課題についてパネルで展示し、研究担当者がご参加の皆様にご説明しました。
○講演やポスターセッションの発表資料やビデオ映像については、当研究所のホームページにおいて公開しますので是非ご活用ください。
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特設ページ
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関連研究報告書
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