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2016年6月30日

過去の環境儀から

これまでの環境儀から、気候変動の影響予測や対策に関するものを紹介します。

No.36 日本低炭素社会シナリオ研究
─ 2050年温室効果ガス70%削減への道筋

No.36表紙

地球温暖化による深刻な影響を止めるために、将来気温の上昇を産業革命以前に比べて2℃までに抑えるためには、2050年までに世界の温室効果ガスの排出量を少なくとも半減させる必要性が高い——これは世界共通の目標となりつつあります。しかし、これまで日本には、二酸化炭素排出量を大幅に削減することを目指した長期的な計画は存在しませんでした。そこで、国立環境研究所が中心となり、2004年から、「脱温暖化2050プロジェクト」を立ち上げ、日本の中長期脱温暖化対策シナリオの構築に向けた研究に取り組んでいます。本号では、この研究プロジェクトの研究成果を紹介しています。

No.20 地球環境保全に向けた国際合意をめざして
─ 温暖化対策における社会科学的アプローチ

No.20表紙

国際政治学や国際法学に基づく環境政策研究は、現実の国際社会における合意形成ときわめて密接な関係を持っています。国立環境研究所では、地球温暖化の影響評価と対策効果に関する研究プロジェクトにおいて、社会科学系の研究を重要なテーマとして位置づけてきました。本号では、気候変動枠組条約における国際制度の構築をめぐる研究について紹介しています。

No.19 最先端の気候モデルで予測する「地球温暖化」

No.19表紙

国立環境研究所では、東京大学、海洋研究開発機構と共同チームを作り、気候変動を現実的に再現するための「気候モデル」を開発しました。20世紀の気候再現実験により、地球の平均地上気温の上昇傾向を再現した結果、近年30年余りの昇温傾向は人間活動に伴うものであるという見解が得られました。また、2100年までの地球温暖化予測計算を行った結果、今後何も対策を講じなかった場合、100年後には平均地上気温と降水量が大幅に増加するという予測が得られました。本号では、これらの最先端の「気候モデル」の成果について紹介しています。

No.2 地球温暖化の影響と対策
─AIM:アジア太平洋地域における温暖化対策統合評価モデル

No.2表紙

地球温暖化はアジアにどんな影響を及ぼすのでしょうか?本号では、国立環境研究所が開発に取り組んできた「アジア太平洋地域における温暖化対策統合評価モデル(AIM)」を取り上げ、アジアと共に研究する姿を紹介しています。

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