「国立研究開発法人国立環境研究所 公開シンポジウム2015」『最新技術で迫る環境問題~テクノロジーで環境を読み解く~』開催のお知らせ
国立環境研究所では毎年6月の環境月間にあわせて公開シンポジウムを開催しています。本年は、東京と大阪で「最新技術で迫る環境問題~テクノロジーで環境を読み解く~」をテーマに開催いたします。環境問題にご関心のある方のたくさんのご参加を心からお待ちしています。
1.概要
環境問題は地球環境問題から、身近な生物の問題まで幅広く課題がありますが、その中でも国立環境研究所で行っている最新の技術などを用いた研究成果を紹介し、環境問題の課題に向けた議論を行います。
今回の公開シンポジウムでは、5つの講演及び、研究者がご来場者の皆さまと対話をしながらご説明するポスターセッション(19件)を予定しています。
2.日時・場所
東京会場
- 開催日時 : 2015年6月19日(金)12:00~17:30
- 開催場所 : メルパルクホール (東京都港区芝公園2-5-20)
- アクセス : JR・モノレール「浜松町駅」より徒歩10分
- 都営三田線「芝公園駅」A3出口より徒歩2分
- 都営浅草線・大江戸線「大門駅」A3・A6出口より徒歩4分
大阪会場
- 開催日時 : 2015年6月26日(金)12:00~17:30
- 開催場所 : 松下IMPホール(大阪府大阪市中央区城見1-3-7(松下IMPビル))
- アクセス : JR大阪環状線、JR東西線「京橋駅」より徒歩5分
- 京阪本線「京橋駅」より徒歩5分
- 地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅より徒歩1分
3.参加申し込み(締切日:東京 6月12日(金)/大阪 6月19日(金)
下記のいずれかの方法によりお申し込みください。なお、参加費は無料です。
(1)「公開シンポジウム2015」公式ホームページ
「公開シンポジウム2015」公式ホームページにアクセスしてお申し込みください。登録完了メールがお手元に届きますので、登録完了メールを印刷の上、シンポジウム当日に受付までお持ちください。
(2) ハガキ・FAX
ハガキまたはFAXにて、氏名、連絡先住所、電話番号・FAX番号・E-mailアドレス、参加希望会場を明記の上、下記登録事務局宛にお申し込みください。後日「参加証」をお送りしますので、シンポジウム当日に受付までお持ちください。
国立環境研究所公開シンポジウム2015 登録事務局
〒545-0022 大阪府大阪市阿倍野区播磨町1-22-11
サクラインターナショナル株式会社内
TEL:050-5531-9961(IP電話) FAX:050-5804-1743
E-mail: info_nies2015@miceworld.jp
4.プログラム (東京会場・大阪会場共通)
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12:00~13:00 ポスターセッション
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13:00~ 開会挨拶 理事長 住 明正
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13:10~ 「湖水から読み取る生き物情報 -環境DNAとその解析技術-」今藤夏子
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13:50~ 「ヒ素で呼吸する微生物 -土壌浄化技術への応用を目指して-」山村茂樹
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14:30~ 「有害化学物質と心の発達 -心の萌芽への影響を評価する-」前川文彦
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15:10~15:25 休憩
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15:25~ 「カメラがとらえた摩周湖の底 センサーがとらえた摩周湖の水」田中 敦
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16:05~ 「多媒体モデルを用いて放射性物質の動きを予測する今泉圭隆
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16:45~ 閉会挨拶 理事 原澤英夫
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16:50~17:30 ポスターセッション
ポスターセッション 発表タイトル
- 地域スナップショットモデルによる地方自治体の将来社会・環境ビジョンの構築
- 災害廃棄物に混入したアスベストを迅速に判定する
- 陸域生態系の炭素収支を直接測る -環境の変化で何が変わる?-
- 加速器質量分析装置で見る大気の炭素循環の世界
- 地球温暖化を「見える化」する様々な方法 第2報
- 飲食店廃グリースからのデュアルバイオ燃料製造技術の開発
- アジア地域における使用済み電気電子機器の管理
- 食物連鎖のシミュレーションで化学物質の生態系への影響を評価する
- ナノ材料の2つの神経系毒性評価法
- 水銀の全球多媒体モデルの構築と海洋生物への移行予測-水銀に関する水俣条約の有効性評価にむけて-
- 最先端の観測技術で越境大気汚染の問題に挑む -北部九州におけるPM2.5の化学組成計測-
- 霞ヶ浦の水中に存在するリンの化学組成を診る -植物プランクトンとリンの化合物組成との関係-
- 地域エネルギー資源を活用した復興まちづくりの計画支援に関する研究
- ジフェニルアルシン酸を投与したラットにおけるヒ素の生体内分布と排泄
- 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)-詳細調査を開始しました-
- アジアのマングローブ湿地を対象とした自然再生に関する支援技術の開発と適用
-放棄されたエビ養殖池をマングローブの森へ- - 全国湖沼の漁業資源量の長期的な変化 -魚食性外来魚の侵入により資源量が減少-
- 生態系変動を詳細に見つめる技術 -山から海まで-
- 熱帯雨林におけるオゾン破壊物質の動きを測る技術
※公開シンポジウムに関する最新情報は「公開シンポジウム2015」公式ホームページに掲載いたしますので、ご確認ください。
また、前回の「公開シンポジウム2014」の様子は、動画でご覧いただけます。
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