2017年9月29日
過去の環境儀から
これまでの環境儀から、陸域生態系に関するものを紹介します。
No.63 『世界の屋根』から地球温暖化を探る
─青海・チベット草原の炭素収支
森林は温暖化の主要因である大気中の二酸化炭素の吸収源として期待されていますが、森林とほぼ同じ面積を占める草原の吸収能力についてはあまり把握されていませんでした。そこで、地球上最も広大な草原が広がるユーラシア大陸の中で最も標高が高く、地上の「秘境」とも呼ばれる青海・チベット草原に着目し、さまざまな角度から温暖化関連研究を展開しました。63号では、草原生態系の炭素収支の重要性、そして土壌への炭素蓄積を含む生態系への温暖化影響の長期モニタリング研究について解説しています。
NO.28 森の息づかいを測る
─森林生態系のCO2フラックス観測研究
地球温暖化問題に取り組むうえで、地球レベルの炭素循環の理解は不可欠です。28号では、これまで継続的に観測することが難しかった森林全体のCO2吸収・放出量の観測に取り組んだ「森林生態系炭素収支モニタリング」プロジェクトを紹介しています。
No.4 熱帯林
─持続可能な森林管理をめざして
熱帯林地域は、世界でもっとも多様な動植物を含む生態系が作り上げられている種の宝庫です。しかし近年、熱帯林は急速な減少を続けています。本号では、国立環境研究所が取り組んできたマレーシアの熱帯林での基礎研究の積み重ねの概略を紹介しながら、これ以上の熱帯林の破壊をくい止める手法としての「持続可能な森林管理」について考えます。
目次
- 土壌は温暖化を加速するのか? アジアの森林土壌が握る膨大な炭素の将来環境儀 No.66
- チャンバー観測システムで土壌呼吸に及ぼす温暖化の影響を探るInterview研究者に聞く
-
森林生態系における炭素循環のプロセスと土壌呼吸
コラム1 - チャンバー法による森林生態系における炭素循環プロセスの測定コラム2
-
土壌生態系の温暖化操作実験
コラム3 - チャンバーネットワークコラム4
- アジア地域の森林を中心とした土壌呼吸の温暖化応答の把握Summary
- 温暖化や攪乱に対する土壌呼吸の観測研究の動向研究をめぐって
- 国立環境研究所における「温暖化への土壌炭素収支の応答に関する研究」のあゆみ
- PDFファイル環境儀 NO.66 [5.91MB]
目次
- 土壌は温暖化を加速するのか? アジアの森林土壌が握る膨大な炭素の将来環境儀 No.66
- チャンバー観測システムで土壌呼吸に及ぼす温暖化の影響を探るInterview研究者に聞く
-
森林生態系における炭素循環のプロセスと土壌呼吸
コラム1 - チャンバー法による森林生態系における炭素循環プロセスの測定コラム2
-
土壌生態系の温暖化操作実験
コラム3 - チャンバーネットワークコラム4
- アジア地域の森林を中心とした土壌呼吸の温暖化応答の把握Summary
- 温暖化や攪乱に対する土壌呼吸の観測研究の動向研究をめぐって
- 国立環境研究所における「温暖化への土壌炭素収支の応答に関する研究」のあゆみ
- PDFファイル環境儀 NO.66 [5.91MB]