2018年2月28日
編集後記
最近、甚大な自然災害がとても身近な存在になった。特に意識しているからかもしれないが、地震、津波、異常気象など、かつては世界的な出来事であったものが、次から次へと飛び込んでくる。また、かねてより、災害は、地域(国)の問題のようにとらえられていたところがあるが、情報化社会の世の中では、地球規模の広がりで受け止めなくてはならなくなった。非日常なイベントとしてかたづけられないそれら多くの災害と、我々は、今後、どう向き合って行くべきなのか。その答えは、文明や人間社会の成り立ちについて、歴史的考察が重要であるように、災害においても、歴史的変遷として体系的にとらえて考えてみる必要があるのかもしれない。そういった中に、より平和で持続可能な低炭素社会構築へのヒントも隠されているかもしれない、と考えるのは私だけだろうか。<div style="text-align:right;">(U)</div>
目次
- 化学物質の少量多品種化の問題を考える
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化学物質の環境汚染を影響オリエンテッドでとらえる
-研究プロジェクト「多種・新規化学物質曝露の包括的把握・網羅的分析手法の開発と環境監視ネットワークへの展開」の紹介- - 最近の大気中PM2.5の起源と稲わら等の野焼きの影響
- 有害化学物質の生体影響評価の現状
- サンプリングの理想と現実
- 木漏れ日便り
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国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第23回締約国会議(COP23)
京都議定書第13回締約国会合(CMP13)
パリ協定第1回締約国会合再開会合(CMA1-2)
参加報告
- 新刊紹介
- 表彰
- 平成29年度補正予算・平成30年度政府予算案における国立環境研究所関係予算の概要
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