2017年4月28日
「第36回地方環境研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」報告
【行事報告】
企画部研究推進室
地方公共団体環境研究機関等(以下、地環研等)と国立環境研究所(以下、国環研)との協力関係をより一層深め発展させることを目的として、「地方環境研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」(以下、検討会)が平成29年2月16日に国環研にて開催されました。第36回を迎えた今回は、地環研等側から全国環境研協議会の藤井幸雄会長(奈良県景観・環境総合センター)をはじめ、副会長、支部長及び常任理事、理事など16機関計19名、環境省から1名が出席されました。また、国環研側からは住理事長をはじめ幹部職員など9名の出席がありました。
検討会では、冒頭、住理事長、藤井会長の挨拶、太田環境省環境研究技術室長の来賓挨拶があった後、全国環境研協議会からの要望として、a.共同研究(I・II型研究他)の推進について、b.調査研究に関する技術的支援についての2事項が提出され、国環研を代表して榑林企画部長が具体的な回答を行いました。その後、原澤理事から平成28年度に行われたII型共同研究の事前・事後・中間ヒアリングの結果について、企画部の中島主席研究企画主幹から緊急環境調査機関ネットワーク構想の検討状況について報告を行いました。最後、石飛理事の閉会挨拶をもって終了しました。
地方環境研究所と国立環境研究所が一層連携しながら、調査研究・情報交換・成果発信を通じて、国全体の研究開発成果を最大化、地域環境問題の解決を目指すことが確認されました。
目次
- 「統合」がもたらす新たな科学研究にむけて
-
統合研究プログラムがめざすもの
国立環境研究所でこれまでに取り組んできた持続可能性研究とこれから - 地球規模の環境問題解決の「シナリオ」を描く
- 環境に関係する国際規格
- 社会の活動を”見える化”する〜エネルギーモニタリング事業と社会実装研究
- 持続可能なアジアの未来に向けて 第2回NIES国際フォーラム開催報告
- 平成28年度の地方公共団体環境研究機関等と国立環境研究所との共同研究課題について
- 「第32回全国環境研究所交流シンポジウム」報告
- 表彰
- 新刊紹介
- 国立研究開発法人国立環境研究所 公開シンポジウム2017『私たちの安心・安全な環境づくりとは-持続可能性とその課題-』開催のお知らせ
- 人事異動
- 編集後記
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