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2014年2月14日

国立環境研究所の研究情報誌「環境儀」第51号
「旅客機を使って大気を測る-国際線で世界をカバー」の刊行について(お知らせ)

(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)

平成26年2月14日(金)
独立行政法人国立環境研究所
 企画部長:石飛 博之
 環境情報部長:岸部 和美
 環境儀WGリーダー:竹中 明夫

 国立環境研究所の研究成果を分かりやすく伝える研究情報誌「環境儀」第51号「旅客機を使って大気を測る-国際線で世界をカバー」を刊行します。
 本号では、研究所が気象研究所などと共同で行っている、国際線定期旅客便を使った温室効果ガスの観測プロジェクト(CONTRAILプロジェクト)の取組みを中心に紹介します。

1 第51号の概要

 本号では、温室効果ガスの観測に関する研究の取組みのうち、国際線定期旅客便を使って二酸化炭素などの温室効果ガスの観測を行うプロジェクト(CONTRAILプロジェクト)を紹介します。
 CONTRAILプロジェクトは、本研究所と気象研究所、日本航空、航空機搭載装備品メーカーのジャムコ、公益財団法人JAL財団と共同で実施するプロジェクトで、2005年度から国際線定期旅客便を使って温室効果ガスの観測を行っています。
 本プロジェクトにより、これまで少なかった上空の二酸化炭素濃度の観測データが飛躍的に増え、上空約10kmまでの高さ方向の分布(鉛直分布)を精度よく測定することができるようになりました。
 CONTRAILプロジェクトにより得られた高頻度広域大気観測データは、二酸化炭素の循環メカニズムを明らかにする上で役立っています。観測データの利用促進にも力を入れており、現在では、世界中の研究者に公開されています。
 本号では、旅客機のどこにどんな装置が載っていて、どんな運用をしているのか。どんなデータが取れて、それらはどんな研究に役立っているのか、わかりやすく紹介します。さらに、世界で実施されている同じような定期旅客便による大気観測プロジェクトの動向やCONTRAILプロジェクトとの関わりについても紹介します。
 なお、本プロジェクトは、環境問題の解決に向けた炭素循環研究に大きな貢献があることと、官民共同プロジェクトの良い例となっていることが評価され、これまでに2つの賞(「環境賞(環境大臣賞/優秀賞)」と「日韓国際環境賞」)を受賞しています。

 *CONTRAIL:Comprehensive Observation Network for Trace gases by Airliner

No.51表紙
  • ● 本号のテーマの研究担当者
      町田 敏暢(まちだ としのぶ)
       国立環境研究所地球環境研究センター
        大気・海洋モニタリング推進室長

2 閲覧・入手についての問い合わせ先

  • 「環境儀」は、国立環境研究所のホームページで閲覧することができます。
  • 冊子の入手については、下記へお問い合わせ下さい。
     連絡先:国立環境研究所 環境情報部情報企画室
         出版普及係(TEL:029-850-2343、E-mail:pub@nies.go.jp)

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