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 本号は,10月に亡くなられた江上信雄前所長の追悼記事を掲載しました。先生には,国公研の発展にご尽力いただき,また,退官後も国公研の将来について色々とご指導いただいておりました。環境研究の転機に先生を喪ったことは,誠に残念でなりません。心からご冥福をお祈り致します。

 新たなシリーズ記事として,環境リスク研究を取り上げました。今回は,巻頭言に小泉副所長の“環境リスク研究の展開”を,また,化学物質の計測とリスクアセスメントの立場から二つの記事を掲載しました。酸性雨のシリーズに引き続いて,国公研のこの分野の研究が紹介できればと思っております。

 国公研の地球規模研究も,いよいよ本格的になってきました。清水明研究員が第31次南極越冬隊員として,11月14日に南極に向けて出発しました。近い将来,南極からの便りがこの“国公研ニュース”で紹介できるかと思います。(K.O.)