2019年4月26日
「第38回地方環境研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」報告
【行事報告】
企画部研究推進室
地方公共団体環境研究機関等(以下、地環研等)と国立環境研究所(以下、国環研)との協力関係をより一層深め発展させることを目的として、「地方環境研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」(以下、検討会)が平成31年2月14日に国環研にて開催されました。第38回を迎えた今回は、地環研等側から全国環境研協議会の西森会長(高知県環境研究センター)をはじめ、副会長、支部長及び常任理事、理事など17機関計17名、環境省から1名が出席されました。また、国環研側からは渡辺理事長をはじめ幹部職員など11名の出席がありました。
検討会では、冒頭、渡辺理事長、西森会長の挨拶、上田環境省環境研究技術室長の来賓挨拶があった後、全国環境研協議会からの要望として、(1) 共同研究(I・II型研究他)の推進について、(2) 調査研究に関する技術的支援についての2事項が提出され、国環研を代表して田中企画部長が具体的な回答を行いました。その後、原澤理事から平成30年度に行われたII型共同研究の事前・事後・中間ヒアリングの結果について、気候変動適応センターの向井センター長から気候変動適応に関する取り組みについて報告を行いました。最後、立川理事の閉会挨拶をもって終了しました。
地方環境研究所と国立環境研究所が一層連携しながら、調査研究・情報交換・成果発信を通じて、国全体の研究開発成果を最大化、地域環境問題の解決を目指すことが確認されました。

写真1 検討会での議論の様子

写真2 全国環境研協議会からの要望書をいただきました