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2014年10月31日

新刊紹介

NIES Annual Report 2014

 「NIES Annual Report 2014」は、海外に向けて、国立環境研究所の最近の研究成果を紹介する英文の年次報告書です。今回の報告書は、第3期中期計画(平成23~27年度)の3年目にあたる平成25年度の活動状況を中心にとりまとめ、トピック的に多くの図表を掲載し、研究成果を紹介しています。また、東日本大震災からの復旧・復興に向けた調査・研究活動についても紹介しています。

環境儀No.54「環境と人々の健康との関わりを探る-環境疫学-」

No.54表紙
研究者:新田 裕史

 国立環境研究所では、環境と健康との関わりについて、実験研究と疫学研究という2つの異なる手法を用いた研究に取り組んできました。

 本号では、研究所が取り組んできた「環境疫学研究」の中から以下の2つの研究テーマを取り上げ、疫学研究が環境行政と深く関わり、健康悪化や病気の発生の予防や対策に役立っていることを、具体的な事例を紹介しながら解説しています。

 (1) PM2.5などの大気汚染物質の健康影響に関する疫学研究
 (2)環境と子どもの健康との関連性を解明するための疫学調査