編集後記
今年度から編集小委員会の委員に4年ぶりに復帰いたしました。編集の立場として毎号の原稿に(半ば強制的に)目を通させていただいております。同じ研究所に居ながら自分とは違う専門分野の研究活動については漠然とした理解しか持ち得なかったのですが,この度の委員としての仕事を通じて,改めて当研究所が多様な環境問題を対象としているという研究の幅の広さ,さらに,各研究テーマに対して精力的な取組を通じて伺える研究の奥の深さを実感しております。本小委員会の一員として大変微力ではありますが,読者の皆様に当研究所の広くて深い研究活動に対するご理解を深めていただけるような,さらにそれによって様々な環境問題への関心を高めていただけるきっかけとなるようなニュースの作成を目指し,編集作業に携わっていければと思う次第です。
(S.H.)
目次
- 国民から信頼される研究所を目指して【巻頭言】
- 環境化学物質による発達期精神神経疾患とDOHaD仮説−中核研究プロジェクト2 「感受性要因に注目した化学物質の健康影響評価」から−【シリーズ重点研究プログラム: 「環境リスク研究プログラム」 から】
- 交通の温暖化対策としてのエコドライブ【研究ノート】
- 神経幹細胞を用いた化学物質の有害性評価【環境問題基礎知識】
- 国立環境研究所における衛星観測プロジェクト−温室効果ガス観測技術衛星 「いぶき」 (GOSAT)の現状と今後−【研究施設業務等の紹介】
- 「平成20年度における独立行政法人国立環境研究所の役職員の報酬・給与等について」の公表について(お知らせ)
- 国立環境研究所公開シンポジウム2009開催報告【研究所行事紹介】
- 「夏の大公開」 開催報告【研究所行事紹介】
- 新刊紹介
- 表彰
- 人事異動
- 国立環境研究所ニュース28巻3号