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2013年11月27日

2℃安定化に向けたアジアのGHG削減はどこまで可能か

地球環境戦略研究機関(IGES)・低炭素アジア研究ネットワーク(LoCARNet)事務局との共催イベント(11月15日:日本パビリオン)

写真:パネリスト


 11月15日(金)日本パビリオン内にて、(独)国立環境研究所は、LoCARNet事務局が置かれている(公財)地球環境戦略研究機関と共催で、サイドイベント「2℃安定化に向けたアジアのGHG削減はどこまで可能か」を行いました。

 国立環境研究所は日本のフォーカルポイントとしてLoCARNetの活動に携わっています。本サイドイベントは、環境省川又孝太郎国際協力室長の開会挨拶に続いて、LoCARNet西岡秀三事務局長がLoCARNetの紹介を行いました。社会環境システム研究センター甲斐沼美紀子フェローはアジアにおける低炭素社会実現可能性に関する環境研究総合推進費S-6の成果について発表しました。また、中国エネルギー研究所のJiang Kejun博士とインド経営大学院アーメダバード校のP.R. Shukla教授より、それぞれの国において2℃目標に対応した温室効果ガス排出量の削減可能性についての研究成果の発表がありました。マレーシア工科大学のHo Chin Siong教授からはマレーシアの低炭素社会シナリオについての報告がありました。パネルディスカッションでは、引き続き、2℃安定化に向けたアジアの温室効果ガス削減はどこまで可能かについての議論が行われました。